2021.04.23|FRI

タイのタマサート大学と国際学生ミーティング開催

2021年4月23日(金)、5月7日(金)に、東洋大学とタイのタマサート大学を結んだ国際学生ミーティングが開催されました。

国際学生ミーティング(Online Student Meeting)は、コロナ渦における新しい国際交流の形として、東洋大学と海外の協定大学をオンラインで結び、学生交流を深めることを目的に実施されているものです。各ミーティングではあらかじめテーマが設定され、参加者はテーマについて事前に準備した内容をもとにオンラインで自由に意見交換を行います。 

タマサート大学とのミーティングは日本語で実施され、全学から海外学習や留学に興味を持つ学生延べ88名が参加しました。参加者はテーマについて発表を行い、議論に参加する発表者と、発表会場を自由に移動しながら発表を聞いて回る一般参加者にわかれます。今回の発表者は「写真で身近な文化を紹介する」というテーマで準備を行いました。

ミーティングでは、リーダー役の学生がお互いの大学を紹介した後、8つの発表会場(ブレイクアウトルーム)にわかれて、テーマについて発表と議論を行いました。発表者はそれぞれ、自分の興味関心に基づいて選んだ写真を画面で共有し、それはどんなものか、なぜそれが特別だと考えるのかを説明します。セッションは、学生が中心となって進められ、自分たちで時間を管理しながら意見をまとめていきました。

セッションでは、食生活の違いからマンガやテレビドラマなどポップカルチャーに対する関心、家族観や宗教観の違いまで、参加学生の専門や顔ぶれによって多様なトピックが飛び出し、活発な意見交換が行われていました。また、学内の留学生が参加したグループでは、留学生として日本に住んでみて気づいた点など、また違う角度からの意見も出され、時間が足りないという声が聞かれるほどでした。

参加した学生からは、「タイの文化について新しい発見がたくさんあった」「タイの学生の日本語力に驚き、自分も外国語によって世界が広がると実感した」「次回はぜひ発表者として参加したい」など、セッションを楽しみ、多くの刺激を受けたという感想が多く寄せられました。今回のミーティングに参加してくれた皆さんが、今後も国際交流や海外学習への興味を深めていってくれることを期待しています。

国際教育センターでは、引き続き、新しい出会いから学びが生まれる場を提供していきます。皆さんの積極的なご参加をお待ちしております!(講師:牛窪隆太)

国際学生ミーティングについては、こちらをご参照ください。 

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