2023年8月21日～9月1日の10日間、富山県上市町役場において4名の学生（留学生3名、日本人学生1名）がインターンシップに参加しました。 

学生たちは、上市町にホームステイをしながら、現地の観光資源や産業施設の視察や調査研究を通して、最終日には上市町が抱える「中山間地域活性化」「インバウンド観光促進」という課題に解決策を提案する「課題解決型インターンシップ」に取り組みました。 

学生たちはメンマを開発・販売する企業での業務体験、農作業の従事など、様々な体験を通して上市町について学びを深めました。また、休校になった小学校校舎で開催された交流イベントで役場職員の一員として活動に参加したり、地元企業の視察や観光資源の視察も行いました。 

最終日には、「中山間地域活性化」促進案として、富山地方鉄道上市駅前に高齢者と観光客が気軽に立ち寄れる施設の開設などを提案しました。また「インバウンド観光促進」では、「One week homestay in 上市町」と名付けた外国人留学生を対象とした1週間のホームステイ体験ツアーの提案を、中川行孝町長、小竹敏弘副市長はじめ、上市町役場の皆さま、今回のインターンシップでお世話になった方々に提案しました。 

参加学生は本インターンシップを通して、日々の学習・研究の成果を最大限に活用し、上市町が抱える現実的な課題についての学びを深め、自らの意見を日本語で共有することができました。現地での体験を通じて、これからの学生生活、キャリア形成に活かしていくことを願っています。

本インターンシップは文部科学省「令和4年度 大学の世界展開力強化事業－インド太平洋地域等との大学間交流形成支援－」の活動の一環として実施されました。