2023.01.31|TUE

TGLキャンプ「Take Actions for the SDGs(英語開催)」を開催しました

1月28日に”Take Actions for the SDGs”をテーマに、英語によるTGLキャンプを開催しました。15名の参加者のうち半数以上が初めてのTGLキャンプだったため、キャンプの楽しさを経験してもらおうと気を配りました。

5人をひと組に、3つのグループに分け、ブレイクアウトルームに入ってもらいました。最初はアイスブレイクとして、グループメンバーに呼んで欲しい名前をスライドの中央に書き出し、その周辺に自分を表すキーワードを3つ書いてもらいました。メンバーは、そのキーワードに関する質問をすることでお互いを知り、打ち解けたようでした。

SDGsカードゲームでは、「何かを得るために、何かを失う」と言う、現実にあったトレードオフの状況を解決するために、6枚のリソースカードから3枚を選び、持続的で面白い解決法を考えるわけですが、難しいのは、6枚のリソースカードが全く解決に役立ちそうもない場合もある事です。学生たちは、あり得そうもないアイディアを勇気を持って意見する必要があります。そのため、ゲームの前にアイスブレイクに時間をかけて、どんな奇抜なアイディアを言っても大丈夫な雰囲気作りが欠かせません。

各グループはとても和んだ雰囲気で、突拍子もないアイディアに笑いながら楽しそうに解決案を話し合いました。2回ゲームを行い、それぞれ解決案を発表してもらいましたが、提示されたリソースカードを使って、現実味のある解決法を考えていました。 

ゲームと発表を終えた残りの時間は、TGLキャンプに関する意見を全員に述べてもらいました。すると、彼らは、問題解決には直接関係のなさそうなリソースカードを使って、考えをまとめるのは難しかったけれど、奇抜なアイディアが出て笑いが止まらなかったといった意見が出て、とても楽しんだ様子が伝わってきました。中には、「英語でうまく表現できなかったのをメンバーが助けてくれた」と、チームワークの良さも教えてもらいました。

今回もTGLキャンプの目的を十二分に満たす事ができました。今回初めて参加した学生たちには、是非、次の機会にも参加してもらいたいです。(執筆:国際教育センター 小早川 裕子) 

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