2023.01.31|TUE

バベシュ・ボヨイ大学(ルーマニア)との国際学生ミーティングを開催しました

1月28日(土)の午後7時から8時半にルーマニアのバベシュ・ボヨイ大学内の日本文化センターで日本語を学んでいるメンバーと初めての国際学生ミーティングを行いました。

バベシュ・ボヨイ大学は、ルーマニアで一番古い伝統大学です。その日本文化センターでは、子どもから社会人まで幅広いルーマニア人を対象に日本語と日本文化を同センター所長角悠介先生が教えています。今回の国際学生ミーティングは、本学の学生と交流の場を持ちたいとの角先生による立っての願いで実現しました。

当日は、東洋大学から10名、バベシュ・ボヨイ大学側からは一般参加も含め20名の参加がありました。

ボヨイ大学の発表は、角先生によるボヨイ大学の紹介に続き、15歳の少女によるルーマニア紹介と女性写真家による合気道の紹介が英語で行われ、そして、心理学者による「状況の解釈が与える精神的影響」が日本語で発表されました。15歳の少女は、非常に分かりやすくルーマニアについて教えてくれました。合気道を学んでいた女性写真家は、まるで踊りを舞っているように見える瞬間を写真に捉え、それに詩を載せて状況を説明してくれました。また心理学者によるお話は、状況の捉え方が与える精神状態の説明が日本語で行われるなど、各人バラエティに富んだ発表内容で、日本文化センターでは、日本に関心のある様々なバックグラウンドを持った方々が学ばれている事がわかりました。

東洋大学からは、今回ファシリテーターを務めた小早川が東洋大学のその周辺を紹介しました。その後、留学経験のある3人の発表者が「私の1日」をテーマに、通常どんな1日を過ごしているのかを話してもらいました。学生の生活を伝えることで、日本の日常生活をイメージしやすいのではと考えての事です。日本の3人の学生の過ごし方が、それぞれ異なり、ルーマニアの方々にも面白かったのではないでしょうか。

1時間半のミーティングでしたが、聴講者からの質疑応答も多く、全体のリフレクションの時間が取れなかったのが残念でした。次回は、もっと時間配分に気をつけたいと思います。

(報告:国際教育センター 小早川 裕子) 

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