2022.06.13MON

TGLキャンプ「Vitural Japan Tours Guide」(オンライン)を開催しました

2022年6月11日(土)に、英語によるTGLキャンプ「Vitural Japan Tours Guide」がオンラインにて開催されました。24名の参加者の内、16名が留学生でした。

本キャンプでは、ガイダンスのあと、まず参加者はブレイクアウトルームに分かれ、三つのキーワードによる自己紹介を行い、「個人情報」「専門や特長」「最近の出来事」について話し合います。様々な国地域、学年からの参加者がいますので、「最近行った観光地」「母国のニュース」など、情報を共有しエピソードを語り合いながら、グループを築き上げます。

「Vitural Japan Tours Guide」キャンプの参加者に与えられたタスクは、来日する観光客、日本に在住している留学生、外国の方にとって、生活や仕事をする上で役立つ情報や、日本の「ユニークなところ」「魅力」に関するテーマを一つ選び、その内容を詳しく調べて紹介する、というものでした。最終プレゼンテーションは、メイン会場でそれぞれのグループが発表したうえで、最も「面白かった」「役に立った」「行ってみたいと思う」グループに投票を行いました。投票の結果、「FOOD SAMPLE(食品サンプル)」について紹介したグループが最も人気でした。「FOOD SAMPLE(食品サンプル)」とは何か、その製作の工程、使われている日常用品、購入できる店舗、体験できる工房など、とてもわかりやすく詳しく紹介されました。 

また、とても複雑な「DEN SHA(日本の交通システム)」と、世界でも人気を博す「RAMEN(日本のラーメン)」を楽しめるツアーは、わずかの差で2位に選ばれました。そのほか、「HASHIMA ISLAND(Gunkanjima)」「TIPS FOR TRAVELERS WHEN VISITING TOKYO」「TRAVELLING IN JAPAN: THERE’S ALWAYS A PLACE TO GO TO EVERY SEASON」など、様々なテーマに関する内容が発表されました。 

これまでの日本語による「バーチャル日本ツアー」と今回の英語によるものとの大きな違いは、留学生が多く参加したことで、「留学生・外国人から見た日本」という視点が多く見られました。日本国内生にとっては、これまでに気づかなかった「日本」を知ることができ、日本への理解が深めることができました。

グローバル化の進展に伴い、日本に在留する外国人数は300万人に上り、東洋大学でも1,700名以上の留学生が在籍しています。日本国内、大学構内にいても外国の方と接することは日常的になります。「日本」に対する理解を深めることによって、様々な背景を持つ人と情報交換をし、助け合い、日本での生活がより楽しめるよう願っております。

国際教育センターでは、引き続き、新しい出会いから学びが生まれる場を提供していきます。皆さんの積極的なご参加をお待ちしております!(講師:陳秀茵) 

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