2022.05.23|MON

TGLキャンプ「SDGsカードゲーム~SDGs達成目標について考える~」(オンライン)を開催しました

2022年5月21日(土)に、TGLキャンプ「SDGsカードゲーム〜SDGs達成目標について考える〜」がオンラインにて実施され、81名の学生が参加しました。

今回のキャンプは新入生の参加が中心であったため、キャンプ冒頭には、TGLプログラムについての説明を行いました。その後、国連が作成したSDGsに関する説明動画を視聴し、SDGsに関する基本的な知識について学びました。

本キャンプでは、SDGsの17のゴール達成に向けてカードゲームを通じ、参加者それぞれが起こせるアクションについて身近なことから考えることを目的に実施しました。このカードゲームでは、SDGsのゴールを達成するために起こしたアクションに対してのトレードオフ(*何かを達成するためには何かを犠牲にしなければならない関係)について、ソースカードに書かれたモノやコトを参考に、発想力を活かしながら、より具体的で持続可能な解決案を提案します。今回は、個人でブレインストーミングをした後に、チームごとに解決策を見いだしました。

キャンプ最後には、チームごとに、SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」に関連するトレードオフである「eラーニングが主流になり、引きこもりの人が増え始めた」についての解決案を検討し、発表会を行いました。23チームそれぞれがオリジナリティ溢れる提案で、解決案の評価軸となっていた、課題の解決につながっているか(基礎)、環境・経済・社会の観点から、継続に無理のないアイデアになっているか(持続可能性)、今までにない新しいアイデアになっているか(独自性)の3つ観点を意識されたものとなっていました。今回のトレードオフが大学生にとっても身近な課題だったこともあり、参加者は、楽しみながらSDGsの基本的な知識から具体的なアクションについて考える時間となったようです。 

今回のTGLキャンプを通じて、日常の中で個人個人がSDGsの達成目標に向けて、具体的なアクションを起こすきっかけとなれば幸いです。そして、TGLプログラムにも継続的に関わり、より多くの参加者がグローバルで活躍できるような知識やスキル、態度を身につけられることを期待しています。 


国際教育センターでは、引き続き、新しい出会いから学びが生まれる場を提供していきます。皆さんの積極的なご参加をお待ちしております!(講師:水松 巳奈) 

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