2022.01.15|SAT

英語でのTGLキャンプ「Take Actions for SDGs」(オンライン)を開催

2022年1月15日(土)に英語によるTGLキャンプ「Take Actions for SDGs」がオンラインにて開催されました。

キャンプには、世界各国から11名の学生が参加しました。

キャンプ冒頭では、参加者全員が、SDGs (Sustainable Development Goals; 持続可能な開発目標)の中で特に関心が高いゴールや、普段から取り組んでいるSDGs達成のための行動を含めた、自己紹介を行いました。参加者からは、環境や貧困、教育に関わる問題について、普段から「自分ごと」として何かしらのアクションを起こしていることが確認されました。

 

本キャンプでは、カードゲームを通じた、参加者同士の協働、チームワークが試されます。このカードゲームでは、SDGsのゴールを達成するために起こしたアクションに対してのトレードオフ(*何かを達成するためには何かを犠牲にしなければならない関係)の解決案を、リソースカード(トレードオフを解決するためのアイテムがかかれたカード)に基づいて検討します。参加者全員、「イノベーター」になった気持ちで臨んだこともあり、ゲーム中は、各チームからクリエイティビティに富んだアイデアがたくさん出ました。

最後は、チーム対抗で解決策に関するグループプレゼンテーションを行い、全参加者による投票によって、ベストアイデア賞を決定しました。ベストアイデア賞に選ばれたのは、チーム1のアイデアでした。チーム1は、SDGsゴール7である「安全な水とトイレを世界中に」に関わる課題「衛星管理のために水を大量に使ったら、飲料水が枯渇しそうになった(Using a lot of water for hygiene management might cause drinking water depletion.)」について、学校(School)、芸能人(Celebrities)、そしてスポーツ(Sports)の3枚のリソースを用いて、解決案を提案しました。どのチームも、解決案の評価軸となっていた、課題の解決につながっているか(基礎)、環境・経済・社会の観点から、継続に無理のないアイデアになっているか(持続可能性)、今までにない新しいアイデアになっているか(独自性)の3つ観点を意識されたものとなっており、とてもハイレベルな提案ばかりでした。 

もともとSDGsへの意識は高い参加者が多かった今回のキャンプでしたが、今回のTGLキャンプ参加によって、日常生活の中でもグローバルな課題解決ための創意工夫を取り入れ、より具体的なアクションを起こすきっかけになったようです。 

国際教育センターでは、引き続き、新しい出会いから学びが生まれる場を提供していきます。皆さんの積極的なご参加をお待ちしております!(講師:水松 巳奈) 

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