マンガ円了を読む
マンガ円了を読む
東洋大学の創立者である井上円了の波乱に満ちた半生を全7話で『マンガ円了』として描きました。円了が哲学を学び、何を伝えたかったのか。そして、どのように哲学館を創立したか。『マンガ円了』を通して追体験いただけます。
このページでは、『マンガ円了』の全話を無料で閲覧いただけます。
井上円了哲学センター事業の一環として、円了の功績と哲学を多くの方に知っていただくために制作された本作を、ぜひお楽しみください。
NEWS
『マンガ円了』では、幕末から明治時代を駆け抜けた井上円了の半生を描いています。歴史ある真宗大谷派の寺院の跡取りとして生まれた円了が、哲学との出会いを経て、いかにして「哲学」を日本に広め、哲学館(現・東洋大学)を創立するに至ったかを描きました。
幼少期の経験、学びへの情熱、困難に直面しながらも理想を追求し続けた円了の姿を通して、教育の重要性や円了の哲学とは何かに迫ります。
単なる伝記マンガではなく、円了の思想の核心に迫りながら、現代にも通じる円了のメッセージを伝える作品となっています。
井上 円了
本作の主人公。越後国長岡藩浦村(現在の新潟県長岡市浦)に生まれる。生家は由緒ある真宗大谷派慈光寺。
幼少期は「襲常(ともつね)」、13歳で得度した後は「円了」と名乗る。10歳より石黒忠悳の私塾に通い、16歳で長岡洋学校へ入学した。同校在学中に真宗大谷派本山東本願寺より才能を見出され、京都や東京で学びを進めるうちに学校設立の志を抱く。
石黒 忠悳
武士の家系に生まれた尊王派の志士。蘭学と医術を修める。
戦火を逃れ、長岡藩片貝村(現在の長岡市西片貝町)に潜伏していた時期に私塾である石黒塾を開き、近隣の子供たちに漢学や算数を教えた。後に陸軍軍医総監や赤十字社の社長を歴任。円了にとって生涯の師。
加藤 弘之
東京大学綜理。思想家。
円了に東京大学予備門への進学を薦め、円了への教育事業に協力を惜しまなかった。
敬
金沢藩医吉田淳一郎の娘で、江戸時代初の蘭方内科医である吉田長淑の養孫。
東京女子師範学校(現在のお茶の水女子大学)卒業後、A6番学校(現在の女子学院)や東洋英和女学校(現在の東洋英和女学院)で教師を務めた。お見合いの後、円了の妻となる。一心不乱に教育事業を進めた円了を支える良妻賢母。
円成
井上家次男。円了の弟。のちの慈光寺第15世住職。
振り回されながらも、兄の教育事業推進の要となる哲学書院の経営に尽力した。
徳永 満之
真宗大谷派僧侶、円了の後輩。
円了に協力し、哲学館開設の準備を進めた。のちに清沢姓を名乗り、真宗大学(現在の大谷大学)の学監(学長)などを歴任。
書誌情報
ISBNコード: 978-4-9914040-0-9
タイトル:マンガ円了
出版年月日:2025年3月18日第1刷発行
制作・監修:東洋大学井上円了哲学センター
マンガ:留守key(青山敬典・舩渡正展)
※単行本は非売品となっております。
ライセンス情報
©2025 TOYO UNIVERSITY
本書の全部または一部を無断で複写、複製、転載、電子化等することは著作権法上の例外を除き禁じられています。
『マンガ円了』の二次利用に関するガイドラインはこちらをご確認ください。
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【二次利用の範囲】
●使用媒体
・東洋大学公式ウェブサイト(SNS含む)
・東洋大学発行の印刷物(パンフレット、学報等)
・東洋大学作成ポスターや掲示物
・教育・研究発表用資料
●使用目的
・教育活動
・研究活動
・広報活動
・東洋大学内での情報発信
【著作権表示・クレジット表記】
●統一表記
©2025 TOYO UNIVERSITY
●表示位置
・印刷物、ウェブサイト、ポスター:作品近接位置または表示範囲内での余白
・スライド:作品近接位置または使用スライドの下部
【使用条件】
●許可される調整
・サイズの縮小・拡大(縦横比維持)
・白黒印刷への変換
・解像度の調整
●改変に関する制限(禁止事項)
・色調変更
・イラストへの加筆・修正
・以下に該当するセリフ(ふきだしやト書き)の改変
東洋大学の理念や価値観を損なう表現への変更
井上円了の思想や人格を歪める表現への変更
教育機関としての品位を損なう表現への変更
作品やキャラクターの価値を貶める表現への変更
原作の意図や文脈を大きく逸脱する改変
誤解や偏見を招く可能性のある表現への変更
●使用における制限事項(個別相談が必要なケース)
・有料書籍・グッズでの使用
・広告収入が発生するウェブサイトでの使用
・参加費徴収イベントでの使用
・企業協賛・協力による使用
※不明な点や個別相談が必要な場合は東洋大学井上円了哲学センター事務室 ml-enjim@toyo.jp までお問い合わせください。
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