氏名:長谷川 駿 さん(国際地域学科 国際地域専攻)
留学形態:交換留学
留学先:ブダペストメトロポリタン大学(ハンガリー)
留学期間:2021年9月~2022年6月
氏名:長谷川 駿 さん(国際地域学科 国際地域専攻)
留学形態:交換留学
留学先:ブダペストメトロポリタン大学(ハンガリー)
留学期間:2021年9月~2022年6月
私は現在、ヨーロッパ東部に位置するハンガリーの首都ブダペストで1年間の交換留学をしています。
東欧の真珠、ブダペスト
ハンガリーは東欧に位置している内陸国で、面積は日本の4分の1ほど、人口は約1000万人の小さな国です。その首都ブダペストは「東欧の真珠」と呼ばれ、街自体が世界遺産に登録されています。首都とはいえあまり大きな街ではありませんが、歴史的な建築物が多く立ち並ぶ美しい街であり、ヨーロッパの文化に直に触れることができます。また季節によって様々なイベントが街の中で開催されています。特に12月に入ってからは市内の広場2か所でクリスマスマーケットが開催されており多くの人で賑わっています。
パンデミック禍と留学生活
私が渡航する前までは全てオンラインで授業が行われていたようです。しかし、ハンガリー国内の新規感染者が減少したこともあり、一部の授業を除き対面で授業が行われることが渡航前に決定しており、私が履修している授業は幸いにも全て対面で受けることができていました。また、キャンパス内でのマスク着用義務も特に無く、パンデミック以前の状態に戻っているように感じました。しかし、11月に入ってから国内での感染者が爆発的に増加し、キャンパス内でのマスク着用が必須となり、その2週間後には残りの授業と期末テストをオンラインで実施するとの発表がありました。次のセメスターについても引き続きオンラインなのか、対面授業を実施するのかという発表はまだされていません。
一方、生活面においてはコロナウイルスの影響で大きな制限を受けているという印象はありません。感染者が増加してから、公共交通機関利用時と屋内施設内においてマスクの着用義務が政府から出されましたが、飲食店等のお店は通常通り営業されています。アルコールの提供やバーの営業も制限がかかっていない為、友人との交際面においても特に支障もなく過ごすことができています。また、アジア人差別のようなものを受けた経験も今のところありません。コロナウイルスの影響もあり、多少覚悟していた部分もありましたが大丈夫でした。東洋人が少ないこともあってか、渡航してすぐの頃は視線を感じることが時々ありましたが、現在では全く気にならなくなりました。
今後もコロナウイルスと自分自身の体調管理に気を付けながら残りの留学期間を有意義なものにしていきたいと思います。
ブダペストを走るトラムと街並み