氏名:小林 航大 さん(国際地域学科 国際地域専攻)
留学形態:交換留学
留学先:ヴィルニュス大学(リトアニア)
留学期間:2021年8月~2022年7月
氏名:小林 航大 さん(国際地域学科 国際地域専攻)
留学形態:交換留学
留学先:ヴィルニュス大学(リトアニア)
留学期間:2021年8月~2022年7月
2021年8月末から2122年6月までの約10ヶ月間の交換留学に参加しています。コロナ禍の留学ということもあり、万全の準備をして渡航しました。ヴィルニュス大学との間の交換留学は僕たちが第一期生となります。リトアニアはバルト三国の一番南に位置し、中世にはヨーロッパの中で大国だったものの近代になってナチスやソ連の占領の悲惨な歴史から復活した比較的新しい国ということもできます。写真は世界遺産に登録されているVilnius大学を含む旧市街の風景です。
この留学期間中にほかの留学先と大きく異なる点は、リトアニア政府が現在、外交上の理由から中国人留学生を受け入れていないことやヨーロッパ諸国からの留学生が大多数を占めることから、東アジアからの留学生としてマイノリティになる経験をしているという点です。しかし、今まで夜間に外に出ても危険な思いをしたことは一度もないので、治安は良いと感じています。
僕が履修している授業は全て英語で開講されており、留学生が現地学生と交流する機会はあまりないのが残念です。しかし、ヴィルニュス大学には、「Japonology」という日本のことを専門的に学んでいる学科があるため、所属している現地学生と深い絆を築くことができます。授業に混ぜてもらったり、授業外で遊びに出かけたりしています。
生活拠点は寮にあります。文化や価値観の違い、共有スペースの衛生管理などから、たまにちょっとした問題もありますが、アパートに一人暮らしをするのとは大きく異なる英語に囲まれた生活を送ることができます。また、様々な文化や価値観にも触れることができるため、僕は寮での生活を選択していることに後悔はありません。
ヴィルニュスで雪が降り始めた11月下旬にこの文章を書いているので、これから本格的に訪れる、日本よりも寒いリトアニアの冬を楽しみたいと思います。
ヴィルニュス大学を含む旧市街