氏名:中澤 京子 さん(国際地域学科 国際地域専攻)
留学形態:交換留学
留学先:ザルツブルク大学(オーストリア)
留学期間:2021年9月~2022年7月
氏名:中澤 京子 さん(国際地域学科 国際地域専攻)
留学形態:交換留学
留学先:ザルツブルク大学(オーストリア)
留学期間:2021年9月~2022年7月
ザルツブルクでの生活
ザルツブルクは観光地として有名な都市です。気候は日本よりも寒く11月下旬から雪が降り始めます。治安はとても良く、私が住んでいる寮の周辺には自然が沢山あり快適な環境です。また、食へのこだわりが日本人より強い印象があります。スーパーは寮の半径500m以内に4つあり、それぞれの店舗で並んでいる商品も様々なので見ているだけで楽しいです。街中にお洒落なカフェがたくさんあり授業後や休日に友達とカフェ巡りをしています。交通機関は主にバスを使用しますが、ザルツブルクがコンパクトな町なので30~40分くらいで市内全体を散策出来ます。
留学生活をおくる寮
ザルツブルグで人気のカフェ(チョコクッキーとアップルパイ)
ザルツブルグ市街の夜景
イタリア人の友達とバターチキンカレー作り
ザルツブルク大学での授業
授業への参加意欲が高い印象を受けました。日本では、レクチャー式の講義が多いですが私が履修している授業では授業中の発言やプレゼンテーションへの参加度も成績に含まれるため自分の意見を述べることが求められます。最初は、他国の留学生の勢いに圧倒されていましたが、授業形式や内容に慣れてくると一回くらいは発言出来るようになりました。また、分からないことがあれば先生やクラスメイトが丁寧に教えてくれます。授業内容が難しくて不安になる時も多々ありますが、周囲の人に支えられて内容を理解することが出来ています。
人との関わり
ザルツブルクは「学生の街」とも言われるくらい留学生が多いです。オーストリア自体が7か国と接しているためドイツ、イタリア、フランス、チェコなど様々な国から来た留学生と交流出来ます。ザルツブルクはヨーロッパ諸国の中でも比較的物価が高いため外食のみでなく料理をして安く済ませる事が多いです。このため、自分の部屋で友達とご飯を食べる機会が増え交流の場も広がりました。また、友達とカフェやマックに行って時間を過ごす事もあります。東洋大学から一緒に来ている留学生達ともラーメンや春巻きなど日本食を作ったりして日本人と留学生の両方のコミュニティで関わることが出来るため楽しいです。
留学生活で学んだこと
留学開始から約3か月が経過しました。これまでの留学生活を通して学んだことは2つあります。1つ目は、自分の時間を大切にする事です。友達と一緒に過ごす事はとても楽しいですが、一人の時間ももっと大切したいと思うようになりました。これは、ザルツブルグでの生活にまだ慣れない頃に授業やその他の事についての不安が少し溜まってしまい体調が少し良くなかったからです。何をするにも心身共に健康でいることが大切であると実感し、現在では散歩したり好きな音楽を聴いたりリラックス出来る時間を作るよう心がけています。2つ目は、自分の意見をはっきり伝える重要性です。初めは、自分がしたい事やして欲しい事を英語で上手く表現できず遠慮がちになっていました。しかし、それでは書類の締め切り期間までに動いて貰えないなど物事が上手く進まないことがありました。異文化で分からないことが沢山あるからこそ自分がどうしたいのかをはっきり表現していくことが重要であると感じました。
留学を考えている皆さんへ
私が留学を希望した理由は2つあります。1つ目は、英語を話せるようになって世界中の人と交流したいと思ったからです。ザルツブルグに来ても感じますが他言語でも意思疎通や自分の関心・興味のある事を共有出来たときは本当に嬉しいです。また、自分にはない考え方をたくさん発見できて視野が広がります。2つ目は、異文化生活を体験したかったからです。勉強や少しの交流ならオンライン上でも可能ですが、やはり現地で実際の雰囲気や生活感を味わうことで異文化というものをより深く理解出来るのではないかと思います。
私は、以上2つの様な理由がありましたが留学に行きたい理由は何でも良いと思います。しかし、何かしらの目標がないとあっという間に留学が終わってしまうので自分なりの目標をある程度決めて臨むと将来に繋がる留学生活になるのではないかと思います。留学では良い事も悪い事も新しい学びがたくさん出来るので、是非留学に挑戦してみて下さい。