氏名:田村 梨紗 さん(国際地域学科 国際地域専攻)
留学形態:協定校語学留学
留学先:セントメアリーズ大学附属語学学校(カナダ)
留学期間:2022年2月~8月
氏名:田村 梨紗 さん(国際地域学科 国際地域専攻)
留学形態:協定校語学留学
留学先:セントメアリーズ大学附属語学学校(カナダ)
留学期間:2022年2月~8月
私は2022年2月から8月まで半年間、カナダのノバスコシア州にあるセントメアリーズ大学附属語学学校で英語を学びました。私の経験が、留学に興味のある人に少しでも役に立てばと思い、この文章をまとめました。
ノバスコシア州は、カナダの大西洋側に位置し、周囲を海に囲まれた半島です。カナダは英語とフランス語を公用語としていますが、ノバスコシア州では大多数の人が英語を使用しています。冬は雪が降り続き、最高気温が0度に満たない日もあるなど厳しい寒さが続きます。一方、夏は最高気温が25-30度まで上昇し、暑いながらも過ごしやすい気候になります。
私のホームステイ先は、ホストマザー(写真右の女性)が一人暮らしをする一軒家でした。大学からバスで片道45分の郊外にあります。初めの4ヶ月は日本人学生1人と一緒に、残りの2ヶ月はホストマザーが受け入れたウクライナから来た難民2人と一緒に生活しました。
セントメアリーズ大学附属の語学学校は、第二言語として英語を学びたい人を対象に授業を提供しています。授業はレベル別に編成されていて、私はEAPレベル4000(English for Academic Purposes)とEPPCレベル4500・5000(English for Personal and Professional Communication) を履修しました。4-10人程度のクラス編成で、毎週の小テストで理解度を確かめながら学んでいきます。EAPはセントメアリーズ大学への進学を視野に入れた授業で、英語でのレポートの書き方やディベートを上達させることが出来ました。EPPCは高校生までに習った基本的な文法事項や語彙を日常会話として自然に使えるよう、教科書での知識のインプットと実際の会話でのアウトプットを繰り返し行いました。
授業のほかに、語学学校ではさまざまなアクティビティが用意されています。この写真は、みんなで公共のローラースケート場に行った時のものです。大学の学部生・大学院生が引率としてついて来てくれたため、彼らとも仲良くなることが出来ました。仲間たちと楽しく過ごした雰囲気が伝わるかなと思って選びました。
留学は自分の将来を変えうる貴重な経験・学びを得られる機会です。一方、家族・先生方の支援や多額の費用が必要になり、ハードルは決して低くはありません。ただの思い出作りにならないよう、「海外留学が、自分の目標を達成するために本当に必要である」ことを常に確認しながら、みなさんも海外留学を実現させてください。