1月17日・18日に、八王子の大学セミナーハウスで田中ゼミのゼミ合宿が行われました。田中ゼミでは普段、韓国の歴史と文化をテーマに、輪読やディスカッションを通じて、韓国社会の過去と現在への理解を深めることを目指しています。4年生はその集大成として、各自が選んだテーマで卒業論文を執筆します。今年は、韓国の少子化、同性婚、性別役割分業、文化外交に関わる6本の充実した卒論を得ることができました。
合宿では、4年生が自身の卒業論文の概要を発表したあと、2・3年生からの質問に答えました。口頭で質問できなかった学生も、感想や質問をコメントシートに記入し、4年生に直接手渡すことで意見交換を行いました。特に、卒論執筆を控える3年生を中心に、韓国社会の現状や特徴についての専門的な質問から、卒論執筆での苦労や先行研究の探し方に関する技術的な質問まで、積極的な質疑応答が行われました。4年生もこれらの質問に真摯に対応し、それぞれにとって有意義な時間となったようです。
その後、2~4年生が集まり、BBQを楽しみました。寒い中ではありましたが、協力して食材を焼いたり焼きそばを作ったりしながら、学年を超えて和気あいあいとした交流の時間を過ごしました。
(文責:国際学部国際地域学科 田中美彩都 講師)