8月21日から8月24日の4日間に島根県江津市・大田市大森町にて、島根研修を行いました。国際地域学科の学生が16人集まり活動を行いました。
【研修の目的】
この研修の目的は2つあります。
1つ目は、過疎地域をテーマにその実情を学ぶこと。地域再生に向けた取り組みについて、4つのグループに分かれ、それぞれが地元の方々へインタビューを行い、実際にそこで行われている活動を体験します。文献ならびに現地調査を通して過疎地域に対する理解を深めます。
2つ目は、現地での交流や体験を通して1人1人が自分自身と向き合い考察し、自己理解を深めることです。
プログラムでは様々な体験を行いましたが、ここでは3つを紹介します。
【江津市:古民家レストラン ~風のえんがわ】
1日目の昼食と2日目のインタビューでは、古民家レストラン「風のえんがわ」を訪問しました。「風のえんがわに来た方がほっと一息つけて、また頑張ろうと思える場所でありたい。」とおっしゃっていました。そのために店内にはたくさんの工夫が施されています。窮屈さを感じさせないために仕切りをなくしたり、子どもと一緒に来られた方にも優しい子どもを遊ばせるためのスペースがありました。
風のえんがわでランチ。多田裕子さんのお話をききながら。
2日間連続で訪問させていただいた私も、自然に囲まれたお店の雰囲気と、店内で流れるジブリのBGM、旬の野菜が豊富に使われた料理や自家製のタルトなどをいただき、とても癒されました。普段時間に追われなかなか食事を楽しむということができていなかったことを感じました。
「風のえんがわ」に多くの方が来られている理由には、人の温かさがあると思います。実際に来られていた皆さんが、店主の多田十誠さんや奥さんの裕子さんとの会話も楽しみにされていました。
【江津市:正福寺・あさりこども園 ~ヒーローショー】
私たちのグループは2日目に正福寺で住職をされている三浦誠さんにお話を伺い、その後幼稚園でヒーローショーに参加させていただきました。ヒーローショーでは私は悪役として参加させていただき、ヒーローであるネイチャーレッドこと三浦さんと共に、子どもたちの前で演じました。終始初めての経験ばかりで、学ばせていただくことが多くとても濃い時間を過ごすことができました。
三浦さんがどんな経験や理由からヒーローとして活躍しているのか、どんな思いを子供たちに伝えたいのかを考えると共に、自分自身ここから何を学んだのかよく考えることができました。流れる音声に合わせて動くため、言葉を発さずに身振り手振りでどう伝えるのか考えながら演じるのがとても楽しかったです。
私は話すことを通して自分も相手も楽しめる空間をつくることが好きでしたが、各場面、相手に合わせて楽しませる、楽しむ方法を変えていくこともとても大切だと感じ、今後も活かしていきたいと思いました。また、研修終了後も三浦さんが東京の赤塚幼稚園でグリーティングをする機会があり、お客さんとしてまたお会いすることができ、とても素敵な思い出になりました。
【大田市大森町:石見銀山群言堂】
3日目は桑原とも子さんに大森を案内していただき、郡言堂のオフィスにお邪魔させていただきました。とても開放的な空間で、皆でわいわい話し合いながらいいものを作っていくスタイルだと説明していただき、そんな雰囲気にとても納得しました。
大森町を歩く。桑原とも子さんからお話を伺います。
夜には群言堂のみなさまと夕飯を一緒に食べ、街並み再生や人口減少問題、子育てしやすいまちづくりなどのテーマに関する質問や話し合いを行い、理解を深めました。
大森町の武家屋敷(宗岡家)で夕食をいただきます!
4日目には郡言堂のカフェで食事をさせていただきましたが、お料理が美味しいだけでなく席に座っているだけで自然の中で包まれているような感覚を味わえ、とてもリラックスして過ごすことができました。
地元の方との話を通して江津とはまた別の魅力や課題が見えてきました。
4日間の研修を通じて、島根県の地域課題についてだけではなく、日ごろの学校生活やプライベートの話を含め、皆で様々なことを話し、初対面とは思えない、とても和気あいあいとした関係を育むことができました。最終日には、終わってしまうことがとても悲しくなりました。充実した研修でした。
豆柴の宿アサリハウスでオーナーの江上尚さん、豆柴(ピノ、ノアール)と戯れる
(国際学部国際地域学科1年齋藤八菜/国際学部国際地域学科2年柳田芭奈)