2024年11月2日~3日の2日間、東洋大学白山祭において、東洋大学準公認サークルRISE「難民・移民と手を繋ぐ」は、「世界と日本の難民と共に紡ぐ未来」をテーマに活動を行いました。RISEは国際地域学科の金子先生が企画する国際地域学研修(マレーシア)参加者やゼミ生がメンバーに加わるサークルです。本企画では、株式会社ユニクロ、学生団体SOAR、クルド文化を伝える団体RojiNoKoubou、マレーシアのマドラサ(イスラム教の学校)などの団体と連携しました。
株式会社ユニクロによる「PEACE FOR ALL」写真展プロジェクトを中心に、在日クルド人が直面する問題を描写した映画上映会、難民に関連した手工芸品販売など、さまざまなイベントを実施し、多くの人々に、難民や移民が抱えている問題を伝えることができました。
まず、株式会社ユニクロの「PEACE FOR ALL」写真展プロジェクトでは、世界各地の難民や避難民の生活を写真を通じて伝えました。また、このプロジェクトに際し、ユニクロからは「PEACE FOR ALL」限定エコバッグもご提供いただきました。さらに、学生団体SOARを招いて「いのちの持ち物けんさ」ワークショップを2日間にわたり開催。参加者は「戦争や災害などによって、当たり前に持っている物を失ったら、自分には何が残るのか?」という問いに向き合い、難民の喪失体験を疑似的に学びました。また、在留資格を失ったクルドの少女の生活を描いた映画『マイスモールランド』の上映も行い、日本における難民問題に関心を深める機会を提供しました。このような参加型の活動を通じて、参加者にとって、日本だけでなく世界全体の難民問題について理解を深める場となったと感じています。
参加型の活動に加えて、2種類の商品の販売と寄付活動をしました。1つ目は、クルド文化を伝える団体RojiNoKoubouと連携し、在日クルド人のお母さんが制作した伝統的な「オヤ」の販売です。2つ目は、マレーシアのマドラサと協力し、ZINE(冊子)やポストカードの販売をしました。ZINEやポストカードは、RISEのメンバーが現地の子どもたちとワークショップを行い、子どもたちに描いてもらった絵を用い、制作しました。販売収益の10%は子どもたちに還元します。他には、UNHCR日本協会から募金ボックスを提供していただきました。
2日間のイベントには、約350名が来場し、多くの方々が自分ごととして難民問題に向き合うきっかけづくりをすることができました。普段、難民問題に触れる機会の少ない方々も積極的に質問をし、学びを深める姿が見られました。特に、マレーシアの子どもたちが描いた絵や写真展に触れた来場者からは、感謝と平和のメッセージが多数寄せられ、私たちメンバーもその温かい声に胸を打たれました。これからも、世界中の人々とつながりながら、共に美しい未来に向けて歩んでいきたいと思います。
国際学部国際地域学科3年 岸野来美(副代表)、社会学部国際社会学科4年 Sun Yan(代表)、国際学部国際地域学科准教授 金子聖子(顧問)
RISEメンバー集合写真
当日の様子
写真展へのメッセージ