イブニングコース生を中心に実施した「国際地域特別学習(国内)」。日帰りで現地調査を行い、様々な地域課題について考え、議論し、とりまとめを行う授業です。2024年7月7日に、江戸川印度文化センターを訪問し、センターを運営されているプラニク・ヨゲンドラ氏にお話を伺いました。
まず、インドレストラン・レカにて、本場のインド料理をいただきました。日本国内のインド料理の多くはネパール人が経営しているとのこと。レカのインド料理はこれまで食べたことのない本場の味。豆を使った料理が多く出されました。インド料理についての解説を聞きながら、皆でランチタイムを過ごしました。
午後にはプラニク氏へのインタビューを実施。受講生はグループごとに研究テーマを設定。日本における子どもの貧困対策、災害時のトイレへの備え、多文化共生政策、持続可能なコミュニティのあり方。多岐に渡るテーマに対し、日本在住20年以上のプラニク氏より、インドコミュニティの事例なども交えながら、貴重なご意見をいただきました。
当日はまた、江戸川区内でこども食堂を運営するNPO法人ほっとコミュニティえどがわ事務局長の藤居阿紀子氏より、子ども食堂の取り組みについてのお話を伺いました。
ヒアリング会場は、ヒンドゥー教の神ガネーシャを祭った祭壇や、インドの民族衣装が飾られた独特の雰囲気でした。インタビューとディスカッションを重ねた盛りだくさんの一日でした。
国際学部国際地域学科 ワグ シュレヤ、沼尾 波子