5月15日(金)、国際学部国際地域学科では、韓国・延世大学校未来キャンパス歴史文化学部との合同フィールドワークが実施されました。延世大からは引率教員4名と学生25名が来学し、本学国際学部からは公募により集まった30名の学生が参加、総勢約60名の交流行事となりました。
当日は午前11時に延世大の一行が白山キャンパスに到着し、本学学生の案内でキャンパスツアーと学食での昼食を楽しみました。午後の合同オリエンテーションでは、まず延世大生からの発表が行われました。延世大では今回、「帝国の中心で東アジアの近代を読む」と題する研究論集を事前に準備しており、東京各地が日韓・東アジアの近代といかに結びついているかについて、訪問地ごとの調査を行ってきていました。発表では、その事前研究を踏まえつつ、実際に東京を訪れたうえでの実感が率直に語られました。続く質疑応答では、本学の学生からは逆に、延世大生が日本の学生にぜひ訪れてほしいと考える韓国のフィールドワーク先はどこか、といった積極的な質問が出され、双方向のやり取りが展開されました。
その後、15時から18時まで、日韓混成6グループに分かれてフィールドワークへと出発。各グループは東京駅や真浄寺(文京区)など、日韓の近現代史に触れることのできる都内各地の史跡を巡りました。教室の中だけでは到達しにくい問いを、現場で、相手国の同世代と共に考えられたことは、今回のフィールドワークの大きな成果のひとつです。
踏査後はキャンパスに戻り、参加者全員でピザパーティーを開催。グループを越えた交流が広がり、SNSを交換する姿があちこちで見られました。日本語と韓国語が入り混じる会話のなかで、学んできた韓国語が「少しでも伝わった」喜びを語る学生もいれば、自分たちの日常が相手にとっては想像の世界として目を輝かせて受け止められたことに感激した、と振り返る学生もいました。大学には韓国での研修や留学など現地経験の機会も様々に用意されていますが、次はそうした機会をいかして韓国で再会しようと約束した学生もいたようです。パーティーの最後に延世大の引率教員からいただいた「同じ時代を悩み生きる若者どうしとして今回の縁を大事にしてほしい」というメッセージの通り、この機会を通して得られた日韓の友情が永く続いていくことを切に願っています。
スカイホールで行われた事前オリエンテーションの様子
フィールドワーク後のピザパーティーの様子
(文責:田中美彩都)