国際地域学基礎Ⅱで卒業生2名が講演
国際地域学基礎Ⅱで卒業生2名が講演
国際学部国際地域学科では、1年生向け科目「国際地域学基礎Ⅱ」(秋学期)を開講しています。2年次以降の学びを見据え、専門分野の深め方や、これからの専門ゼミナール選択に役立つ視点を得ることが目的です。最終回では、学科卒業生2名をお招きし、学生時代の学びと現在のお仕事を語っていただきました。
まず、高松宏弥さん(武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 准教授)にご登壇いただきました。北海道函館市出身で、東洋大学進学を機に上京。学生時代にはフィリピン留学もされ、英語で卒業論文に取り組み、現場に根ざした関心を掘り下げてこられました。講演では、1年生のうちから「自分の専門性を意識して学びを組み立てる」ことの重要性が強調され、学生たちは身近なロールモデルの言葉に真剣に耳を傾けていました。
続いて、藤井楓さん(タイ日字幕翻訳者)にご講演いただきました。藤井さんはタイ語を学びたいと東洋大学に入学。卒業後、タイで約10年にわたり就業し、大学院等で学びを深めながらタイ語も習得。現在は東京を拠点に、タイの映画など映像作品の日本語字幕制作を手がけています。当日は字幕作成の実演もあり、ことばと文化の差を調整する仕事の面白さが具体的に伝わる機会となりました。講演後は、海外での暮らしや働き方、AIの影響まで幅広いテーマで質問が相次ぎました(サポーターとして藤井さんの指導教員でいらした子島進教授にも登壇いただきました)。
国際地域学科では今後も、卒業生を含む多様な実務・研究の現場とつながりながら、学生一人ひとりが自分の進路を描ける学びを支えていきます。
(文責:久松佳彰[国際地域学基礎Ⅱ担当、学科長])