多文化理解研修2025を実施しました(東京外国人材採用ナビセンター・TOKYO創業ステーションへの訪問)
多文化理解研修2025を実施しました(東京外国人材採用ナビセンター・TOKYO創業ステーションへの訪問)
国際地域学研修(多文化理解研修)では、本学協定校である米ディポール大学と連携し、オンライン国際協働学習(COIL)を実施しました。「日米の就職観やキャリア形成」をテーマに、両大学の学生が混成チーム(全8グループ)を編成し、対話と調査を重ねて各グループがトピックを設定しました。最終成果として発表を行い、日米の共通点と相違点を比較しながら学びを共有しました。
また、プロジェクトの一環として、2025年10月28日に東京外国人材採用ナビセンターおよびTOKYO創業ステーションを訪問しました。外国人の就職支援と起業支援について、制度や支援体制、現場で生じる課題を専門家から伺い、教室での学びを社会の実践と結びつけて考察する機会となりました。
学生からは、日本の就職活動に見られる文化的前提を捉え直す声が寄せられました。ディポール大学の学生との対話も踏まえ、日本独自の慣習や価値観に気づきがあったと同時に、「相手に合わせてもらう」だけでなく受け入れ側の工夫や柔軟性の重要性にも言及がありました。TOKYO創業ステーションでは、相談体制やコミュニティマネージャーの存在が「最初の一歩」を後押しする点が印象的だったという声もあり、起業を身近な選択肢として捉えるきっかけとなりました。
最終プロジェクトでは、訪問で得た知見を基に問いを深め、両校の学生が協働で発表を作成・実施しました。発表に向けては、日本語での発表練習を支え合ったり、日英バイリンガルのスライドを作成したりと、それぞれ工夫が見られました。
本COILとフィールドワークを通して学生は、キャリア形成を制度、文化、コミュニケーション、支援環境といった複数の観点から捉え直し、協働しながら問いを深めました。加えて、対話と現場で得た経験を省察し、理解を更新しながら次の探究へつなげる機会となりました。
TOKYO創業ステーションでの質疑応答の様子
東京外国人材採用ナビセンターでの質疑応答の様子
(科目担当教員:国際学部国際地域学科 山本貴恵)