【川内村プロジェクト】牧野ゼミの有志が福島県川内村の「川内野菜勉強会」の皆さんが育てた特製野菜で「かぼちゃ付き野菜カレー」を作りました。川内村の魅力を発信します!
【川内村プロジェクト】牧野ゼミの有志が福島県川内村の「川内野菜勉強会」の皆さんが育てた特製野菜で「かぼちゃ付き野菜カレー」を作りました。川内村の魅力を発信します!
2025年10月4日に「川内野菜勉強会」の特製野菜を作った「かぼちゃ付き野菜カレー」の料理&試食会を牧野ゼミの有志で行いました。
東洋大学国際学部国際地域学科牧野ゼミでは、「大学生観光まちづくりコンテスト【福島復興ステージ】」入選案の実現を目指し、福島県川内村と交流を進めています。このたび、「川内野菜勉強会」の皆さんが育てた、川内村の美味しい野菜が届きました!
「川内野菜勉強会」の玉ねぎ、かぼちゃ、白ナス、ピーマン
私たちの川内村プロジェクトは、地元の方々との交流によって支えられています。今年4月には、一般社団法人かわうちラボさんのご紹介で「川内野菜勉強会」の皆さんによる野菜の植え付け作業に参加させていただきました。畑での作業は、食のありがたさを改めて実感する貴重な機会となりました。ありがとうございました。
「川内野菜勉強会」の皆さん
そして、夏にはさらなる交流を深める機会がありました。8月に川内村を再訪した際、私たちは「川内野菜勉強会」の方々に改めてインタビューを実施。震災後の風評被害や、地域振興へ向けた熱い思いを伺いました。その植え付けた野菜が収穫の時期を迎え、10月の初めに「川内野菜勉強会」の皆さんから私たちの元へ送られてきました。
本当は野菜の収穫作業にも参加させていただきたかったのですが、残念ながら都合が合わず断念することに。自分たちが植えた野菜の成長を見届けられなかったことは、とても心残りでした。しかし、代わりに箱いっぱいに詰まった新鮮な野菜を見た瞬間、そんな残念な気持ちも吹き飛んでしまうほど嬉しかったです。送っていただいたのは、玉ねぎ、かぼちゃ、白ナス、ピーマンの4種類。どれも立派なものばかりでしたが、中でも、白ナスとカボチャの大きさには、みんなが声を上げて驚きました!
川内村産の特製野菜カレーで味わう川内村の恵み
送られたカボチャは、まるでハロウィンで使うような鮮やかなオレンジ色の、とっても綺麗な品種でした。
盛りだくさんのかぼちゃ
早速調理して焼いてみたところ、口の中でホクホクととろけるような食感と優しい甘さが広がり、まさに絶品!私たちは、このカボチャの美味しさを活かし、送っていただいた川内村の野菜だけを使った特製「かぼちゃ付き野菜カレー」をみんなで協力して作りました。
カボチャは肉厚で切るのに一苦労です
協力して料理しています
今回は肉なしの完全野菜カレーです
この体験を通して、私たちは改めて川内村の野菜の美味しさを実感しました。「こんなに美味しい川内村の野菜を、是非とも今後東洋大学の皆にも知っていただきたい!」と改めて思いました。
川内村特製の「かぼちゃ付き野菜カレー」
みんなで美味しくいただきました
次回は珍しい「白ナス」の料理に挑戦
牧野ゼミの2年生が初めて目にしたのが白ナスです。皮が真っ白なこのナスは、加熱すると「トロッ」と、とろけるような柔らかい食感になります。調理法を調べたところ、油との相性が非常に良いとのこと。今回はカレーに入れましたが、次回は白ナスステーキなど、加熱調理にもぜひチャレンジしてみようと話しています。
今回の野菜の手配や送付なども含め、一連の交流活動を通じて、川内野菜勉強会の皆さんとかわうちラボさんには本当にお世話になりました。ありがとうございました。川内村の皆さんの地域振興にかける情熱と、愛情を込めて育てられた美味しい野菜の数々は、私たちにとって大きな活力となっています。今後もこの素晴らしいご縁を大切にし、川内村の魅力をより多くの人々に伝えるために、交流活動を続けていきたいと考えています。
<川内村プロジェクト>
企画実行:東洋大学国際学部国際地域学科牧野ゼミ有志(木村 留菜、冨川 ひより、長谷川 暖、田巻 佳乃、増子 愛香、西垣 遼香、深澤 珂南、栗原 心愛、平野 優愛、稲垣 陽夏、山田 さくら)
企画サポート:東洋大学国際学部国際地域学科教授 牧野冬生
本活動は、東洋大学地域活性化支援事業「福島県川内村の魅力を発信するプロジェクト」の支援金を受けて実施しました。