金子ゼミ 夏合宿2025 in ムンド・デ・アレグリア
金子ゼミ 夏合宿2025 in ムンド・デ・アレグリア
夏祭り
東洋大学国際学部国際地域学科 金子ゼミでは、2025年8月4日から6日にかけて静岡県浜松市にある外国人学校「ムンド・デ・アレグリア」にて夏合宿を行いました。3年生10名、4年生9名の計19名が参加し、異文化交流や教育活動を通じて多くの学びを得ました。
グローバル化と少子高齢化が進む現代社会において、異なる文化的背景を持つ人々と共に学び合う力が求められています。本合宿では、外国にルーツを持つ子どもたちと交流しながら、安心して学べる環境づくりに貢献することを目的としました。
主な活動内容としては以下の通りです。
①夏祭りの企画・運営:スーパーボールすくいなどの準備から当日の運営まで、生徒と協力しながら祭りを盛り上げました。
②スポーツ交流:ムンド校の高校生や地元中学生とバレーボールの試合を行い、汗を流しながら交流を深めました。
③地域文化体験:地元の方々とムンド校の生徒と一緒に「雄踏音頭」を踊り、日本の伝統文化を共有しました。
④大学紹介プレゼンテーション:ムンド校の高校1・2年生に向けて、やさしい日本語で東洋大学について紹介しました。
⑤母語授業体験:ポルトガル語やスペイン語で行われる授業に参加し、日本語が分からない中で日本の公立学校に突然入らなければならない外国人生徒の立場を理解しました。
夏合宿に参加したことによるゼミ生の気づきを紹介します。
「言葉の壁を越えて、表情や身振りでコミュニケーションできることを実感しました。」
「大学生だからこそできる遊びや交流が、子どもたちの笑顔につながりました。」
「異文化の子どもたちが自然に礼儀や挨拶を身につけている姿に感心しました。」
「言語の壁を前にした授業参加を通じ、孤立感や不安を体感する貴重な機会となりました。」
「外国人学校の運営の大変さと、その意義の大きさを知りました。」
計画や準備の重要性を痛感し、事前の工夫が活動をスムーズにすることを学んだため、来年はより入念な準備を行うようにしたいです。4年生は、2年連続での参加となり、前年の経験を活かしながらさらに深い学びを得ていました。 そのため、来年度参加する今の3年生は今年の気づきを活かしたいです。
(執筆者:国際学部国際地域学科 角野晴香(3年)、柴田晃汰(4年)、金子聖子准教授)
雄踏音頭
東洋大学についてプレゼンテーション