Tokyo IQRA International Schoolの白山キャンパス訪問
Tokyo IQRA International Schoolの白山キャンパス訪問
2025年5月21日、Tokyo IQRA International Schoolの校長先生と高校生の計11名が白山キャンパスを訪問しました。
イクラ(IQRA)はアラビア語で「読め」という言葉ですが、「勉強しましょう」という意味で、イスラーム系の学校の名前によく使われています。このことからわかるように、IQRAは東京都葛飾区に集住するバングラデシュ人が中心になって創設したイスラーム系のインターナショナルスクールです。主たる授業は英語で行われています。
私は子島ゼミで、やはりイスラーム系のIISO(International Islamia School Otsuka、東京都豊島区)について卒業論文を執筆中です。以前、比較調査にご協力いただいたIQRAの白山訪問で案内役を務めました。
まず、スルトノフ ミルゾサイド教授(国際学部グローバル・イノベーション学科)の英語講義New Perspectives on Globalization を見学しました。生徒の皆さんは熱心に耳を傾け、講義後には先生に質問を投げかけていました。
つづいて図書館に向かいました。100万冊の蔵書という規模に、皆さん驚いていたようです。ここでは電動書庫の使い方や貸出方法を学びました。
昼食は、6号館地下のフードコートで、東洋大学の教職員や学生と一緒に食事をとりました。各自で好きなメニューを食べながら、大学生に学生生活を質問したり、自分たちの将来の夢を話すなどしました。大学での学びについての不安や疑問を、多少は解消することができたようです。
午後は子島研究室を訪問し、研究活動の一端に触れました。ECZ(English Community Zone)では、留学生や日本人の学生とゲームや会話を通じて交流しました。最後に、高橋典史教授(社会学部国際社会学科)の「宗教社会学」を見学し、日本語での講義を体験しました。
今回のキャンパス見学が、将来の進路を考える上で、少しでも生徒さんたちの参考になればと思います。
国際地域学科4年 小作 理奈