都民による事業提案ワークショップに取り組みました
都民による事業提案ワークショップに取り組みました
東京都財務局の皆様にお誘いをいただき、荒巻・藪長・牧野・志摩各ゼミの61名が参加して「都民による事業提案」に取り組みました。この事業提案制度とは、東京都が進める取り組みで、生活の中で気づいたことや思ったことに始まる、新たな視点からの事業を提案するというものです。昨年度に取り組んだ「新たな戦略の策定に向けた大学生ワークショップ」と比べると、今回はより実践的です。
新学期はじめの4月17日からゴールデンウイークをはさんで5月15日にかけて実施したワークショップでは、まず、東京都の皆様より都民事業提案制度のご説明をいただいて3〜5人のグループに分かれてディスカッション。それぞれのゼミに戻って議論を交わし、再び東京都の皆様にお越しいただいた5月15日の発表では、子育て中の世帯・母親の支援、リサイクルの促進など、様々な視点から発想豊かな事業が提案されました。短い期間でまとめたにも関わらず、いずれも充実した内容で、事業化に向けてかなり具体的な議論が交わされ、「期待したい」「面白い・新規性がある」「東京らしい」などの点から提案を評価し合いました。
参加学生たちは、目下のところ、ワークショップの発表と議論をふまえて東京都に提出する提案をとりまとめています。都内から提出された事業提案に対しては、最終的には都民による投票で実施事業が選ばれます。昨年度は854件の提案に対して投票を経て採択されたのは7件。狭き門ではありますが、学生の提案が実現しますよう願います。
東京都からの説明を熱心に聞き入る
ワークショップでのディスカッション、東京都の皆様も交えて
最終発表では様々な視点から発想豊かな事業が提案された(提案内容は秘密です)