2025年3月5日から6日にかけて、山﨑(周)ゼミで鹿児島県南九州市を訪れ、知覧特攻平和会館を見学しました。戦時中知覧特攻平和会館周辺の土地には特別攻撃隊を含む陸軍航空隊の基地があり、同館には特攻隊に関する数多くの資料が展示されています。20歳前後の若者を主とした特攻隊員達が残した遺品や手紙に加え、特攻作戦で命を落とした各隊員の写真も飾られています。実際に知覧特攻平和会館を訪問して様々な資料を直接目にすることにより、特攻隊の悲劇的な歴史や背景を学びました。今年が戦後80年の節目に当たる状況下で国際情勢が緊迫化していますが、知覧特攻平和会館での見学を通じ、当時と同様現在の世界が重大な歴史的転換点にあるかもしれないことを改めて考える機会となりました。
山﨑 周(国際学部国際地域学科准教授)