『The Routledge International Handbook of Criminal Justice Social Work』 Routledge/(福祉社会デザイン学部・ 戸井宏紀先生)
世界の多くの国で、刑事司法領域でのソーシャルワークが広がっています。本書ではグローバルで包括的な視点から、各国の刑事司法ソーシャルワークの最先端の研究と実践状況がまとめられています。私は「日本における精神障害のある人への地域を基盤としたソーシャルワーク」の章を担当しています。ぜひご一読ください。
『司法福祉 全面改訂版』/生活書院/(福祉社会デザイン学部・ 戸井宏紀先生)
現時点の日本における司法福祉および司法ソーシャルワークについて、理論と実践の進展状況を網羅した内容となっています。私は「司法領域における多職種連携とソーシャルワーカーの役割」と題する章を担当しています。どうぞお手に取ってご覧ください。
『Developing Global Competence in World Language Education』Routledge/(国際学部・ エイティム ソイハン先生)
This book presents a four-step framework to help English as a world language (EWL) learners successfully develop global competence, which is defined as the skills, values, and behaviors that prepare young people to thrive in diverse environments.
The book showcases practical methods and strategies supported by autoethnography and empirical studies to detail the four elements of the framework towards developing global competence: English language proficiency, cross-cultural knowledge, adopting flexibility in oral communication, and embracing values beyond our horizons.
『歴史が見えるイギリス図鑑』/エクスナレッジ/(福祉社会デザイン学部・近藤存志先生)
建築がわかれば、歴史がわかる!建築を通して歴史を知る。建築を手掛かりに人の生活の営みの変遷を観察する。それは、ニコラウス・ペヴスナーやジークフリート・ギーディオンといった高名な建築史家たちも認めるところの、歴史を学び、歴史を観察するための王道のひとつです。本書では、建築と歴史の分かち難い結びつきのゆえに、先史時代から現在に至るまで新旧さまざまなイギリスの建築を取り上げながら、イギリスの歴史を概観しています。
『人文学のための計量分析入門』/人文書院/(文学部・長野壮一先生)
社会全体のDXが進む今日、文学や歴史学といった人文系の学問もそこから無縁ではいられません。デジタル技術や統計解析は人文学をいかに変革させるのか、それを解説するのが本書です。もちろん、単に統計的な手法を用いるだけで客観性や学術的価値が高まるわけではありません。本書は、数量的手法の威力と限界を示しながら、それにより人文学の創造性を刺激するやり方を教えてくれます。
『Nano-microsystems』/ IOP Publishing/(理工学部・山口明啓先生)
ナノ・マイクロシステムは、機械・電気・化学・物理などの各種実験について、半導体微細加工技術を用いて精密に実験系を構築し、自動化した測定制御により精密な実験を行うためのプラットフォームとして機能します。このシステムは、科学研究と工学応用の両方を実施することが可能で、実用的なデバイスの開発を可能にします。本書では、主要概念、方針、製造技術、実装事例を紹介しています。
日本初の長編アニメーションと言われる作品は、戦時中に海軍の支援を受けて製作された『桃太郎 海の神兵』(瀬尾光世監督、1945年公開)という作品です。それまでのアニメーション製作は4〜5人という少人数で短編作品が主流でしたが、本作は70人近くのスタッフが結集して製作されました。本作品を中国、韓国、日本の研究者が、アニメーション技術の側面、プロパガンダの側面、アニメーターのキャリアとしての側面から論じました。
ロシア・ウクライナ戦争やイスラエルによるガザでの虐殺、台湾有事といった戦争をめぐる話題が身近なものと迫っています。日本は戦後80年を迎えましたが、この長い時間の間に、日本人が考える「戦争」は実体験のある人がいなくなりつつあるなかで、変質してきました。どのように変化、変質してきたのか、これからどうなるのか。アニメ、映画、ゲーム、マンガなどを具体例として9人の執筆者が考えました。
『美夏先生のクッキング&サイエンス』/開隆堂出版/(食環境科学部・露久保美夏先生)
調理に関する疑問を調理工程に沿いながら、科学的に解決できる構成のレシピ集です。ハンバーグの副材料の役割や、カップケーキの卵を泡立てる理由など、調理中の「なぜ?」「どうして?」を丁寧にわかりやすく解説しています。
『グループ・クリエイティビティ』/白桃書房/(経営学部・木村裕斗先生)
私たちは創造性を発揮するための理想的な組織や人を求めがちですが,それは幻想にすぎません。現実の制約を乗り越えるためには,「あるべき論」を追い求めるのではなく,与えられた条件に応じてどのような関わり合いが効果的かを考えることが必要です。本書では個人・集団・組織のレベルから,それぞれの環境に合わせてどのような行動を選択すれば,集団として創造性を導き,組織を革新的な方向へ変革できるのかを探求します。
『クラシック・グラウンデッド・セオリー』/新曜社/(福祉社会デザイン学部・志村健一先生)
社会調査・研究は社会を変えるツールです。アクションのための研究を実践してみましょう。
『戦後学力テスト研究資料集 第1回配本 全3巻』/クロスカルチャー出版/(文学研究科・北野秋男先生)※リンク先は第1巻
日本の戦後の学力テスト政策の実態や課題を解明する教育史研究初の資料集。全国の47都道府県が戦後直後から開発・実施した「標準学力テスト」に関する資料の約110編を収録しました。日本の学力テスト体制構築に関する未開拓分野の研究の深化と発展の一助になるもので、一つひとつ読んでいけば当時の地方の学力テストの実態が見えてきます。編者・解題者の調査・研究が結実した貴重な教育資料集です。
事例でわかる!NFT・暗号資産の税務(第2版)/中央経済社/(法学部・泉絢也先生)
暗号資産やNFTの税金について、書籍前半で理論的説明、後半では個別の事例に基づく実務的説明を提供しており、他に類を見ない実務書に仕上がっています。
最前線で活躍する46名の執筆陣による、web3が本格化する時代に向けたNFTの法律・会計・税務を網羅した総合的なテキストブックとなっています。
『映像アーカイブ・スタディーズ』/法政大学出版局/(法学部・早川和宏先生)
失われ続けている映像資料を、どのようにして次世代に引き継ぐか。国内外の研究者が多角的に論じています。理論、実務・実践を概観できる、類例のない本になっていると思います。
『感染症と国家能力:中国は新型コロナウイルス感染症とどう向き合ったのか』/一藝社/(国際学部・山﨑周先生)
この本は、新型コロナウイルスが中国の内政や外交にどのような影響をもたらしたのかを包括的に考察した一冊です。私は日本ではあまり知られていない中国とオーストラリアの関係についての章を担当しました。もし関心がありましたら、是非本書全体と私の章をご一読ください。
『アメリカ著作権法』/弘文堂/(法学部・安藤和宏先生)
本書は、アメリカ著作権法を初学者にもわかりやすく解説した初の本格的な概説書です。フェア・ユース、終了権、破壊防止権など、日本にはない制度を豊富な裁判例とともに紹介し、比較法的な視点から制度の背景や意義を丁寧に説明しています。アメリカ著作権法の特徴と魅力を、ぜひ味わっていただきたいと思います。
『学問から「いま」を見通す』/春風社/(国際学部・山本貴恵先生、生命科学部・竹下和貴先生)
山本先生が「第10章 ウェルビーイングに根差した大学英語教育―学生の積極的な学びを促すヒント」を、竹下先生が「第17章 生物多様性の損失に立ち向かう―研究および地域住民それぞれの目線からの検討」を担当。
(山本先生)皆さんは英語学習にどんなイメージを持っていますか? 本書では、ウェルビーイングをテーマに、今日の英語教育の在り方や、学習に没頭できる授業作りのヒントを紹介しています。外国語教育に将来携わりたい方は、是非読んでみてください。
『やさしいがつづかない』/サンマーク出版/(文学部・稲垣諭先生)
やさしくあれたほうがいいと誰もが考えます。でも「やさしいこと」はどうして続かないのでしょうか。本書は、その困難さの謎を、現象学の研究者が、哲学や思想の歴史的な証言だけでなく、日常的場面や文学作品といったさまざまな事例を解き明かしながら、やさしい自分になるための手がかりを見つけ出します。
『 「新しい生徒会」の教科書』/旬報社/(文学部・猪股大輝先生)
生徒会活動は全国ほぼすべての中等学校で取り組まれているにもかかわらず、近年主題的に生徒会を扱った書籍はほとんどありませんでした。「ブラック校則」や「主権者教育」が議論され、生徒会活動の重要性がますます高まる中で、生徒会の現状、歴史、活動事例、ヨーロッパの取り組みと、これからの「新しい生徒会」像をまとめました。
『都市空間のエクスペリエンス』/古今書院/(情報連携学部・石川徹先生)
本書は、都市におけるさまざまな現象を個人の経験と認識(エクスペリエンス)という観点から考えることの面白さを解説したテキストになっています。空間、情報、人間のいずれかに興味をもつみなさんに知的に楽しんでいただけると思います。本書をきっかけに楽しい空間研究の旅に出発していただくことを期待しています。
『目で見てわかる移動・移乗の介護』/成美堂出版/(福祉社会デザイン学部・古川和稔先生)
本書では、私のこれまでの学びや経験に基づき、運動学や生理学に関する知識もふんだんに加えながら、わかりやすく解説しています。学生の皆さんはもちろん、介護の現場で働いている専門職、あるいは家族介護者の方々にも大いに役立つ内容だと、自信をもっておすすめします。
『変われなかった銀行の近未来』/イノベーション・インテリジェンス研究所/(国際学部・野崎浩成先生)
銀行の役割は時代の要請とともに変化しています。世界で戦う(べき)メガバンク、地域経済を支え活性化する(べき)地域銀行、立場は違いますが社会的ミッションを認識し、いかに自らの付加価値を高めるかが試されます。金融業界研究に取り組んでいる、あるいはキャリアを考えている皆さんは一度手にとってはいかがでしょう。
『Student Engagement in the Language Classroom 』 /Multilingual Matters/(経営学部・深田芳史先生)
言語学習における「エンゲージメント(関与)」を多角的に探究した一冊です。本書では、言語教育の心理学的視点からエンゲージメントを定義し、その理論的枠組み、測定方法、教育現場での応用について詳しく論じています。私の研究チームも本書の一章を担当しました。
『Researching Language Learning Motivation: A Concise Guide 』/Bloomsbury USA Academic/(経営学部・深田芳史先生)
英語学習動機研究に関わる学術書です。私たちの研究チームでその中の一章を担当しました。
『STEM English in Japan: Education, Innovation, and Motivation』/Palgrave Macmillan/(経営学部・深田芳史先生)
理系大学生の英語学習について焦点を当てた学術書です。研究チームでこの中の一章を担当しました。
『The Routledge Handbook of the Psychology of Language Learning and Teaching』/Routledge/(経営学部・深田芳史先生)
心理学的観点から語学学習や語学教育に関わるさまざまなテーマを解説したハンドブックです。私が所属する研究チームは、第22章を担当しました。どの章も各テーマを簡潔にまとめ、理解しやすい内容になっていますので、語学学習や語学教育に関心のある方におすすめです。
『L2 Learning During Study Abroad: The Creation of Affinity Spaces 』/Springer/(経営学部・深田芳史先生)
英語圏に留学・滞在する英語学習者が、現地でどのように英語使用の機会を獲得しているのかについて調査した複数の研究を、一冊の書籍にまとめました。各研究はコンパクトにまとめられているため、留学関連の研究者や留学プログラム関係者だけでなく、現在留学中の学生やこれから留学を目指す学生の皆さんにもおすすめです。
英語圏の国々に留学した日本人大学生が、現地でどのように英語使用の機会を獲得しているのかについて、長期的に調査しました。博士論文として提出したものを、書籍としてまとめ直したものです。英語で執筆されていますが、留学関連の研究者、留学プログラム関係者、現在留学中の方、そして留学を希望している方におすすめです。
『よくわかる西洋法制史』/ミネルヴァ書房/(法学部・周圓先生)
本書は、西洋文明の始まりから第2次世界大戦までの法と法学の歩みを、初学者にも分かりやすく紹介する入門書です。古代・中世・近世・近現代と4部(8章)に分かれ、各章はまず総説で時代の流れをとらえたあと、重要な法や出来事を約10項目取り上げ、各項目を2頁以内で簡潔にまとめるように心掛けています。
本書は、アメリカ技術哲学分野で著名なドン・アイディ氏による技術哲学の入門書。私たちの世界を形作るテクノロジーの力が、私たちの思考や行動に与える影響力は何か。科学と技術の関係性をめぐる知的探究。文学部哲学科の稲垣諭先生、増田隼人先生、博士課程の大学院生・沖原花音さんによる翻訳。
『高校生と考える未来への想像力』/左右社/(文学部・稲垣諭先生)
神奈川県にある桐光学園中学校・高等学校で行われる各分野の知のトップランナー23名による大学訪問授業の書籍化。激しく変化していく社会のなかで、他者とともに生きるために必要な視座とは? 稲垣先生は哲学者フッサールの現象学を手がかりに「ツルツル人間、私たちは幾何学の奴隷か?」というタイトルで寄稿。