2025.04.07|MON
2025.04.07|MON
2024年度に開講された「社会学演習Ⅲ(松崎ゼミ)」は、「2024年に発災した能登半島地震を受け、私たちが暮らす地域で災害や有事があった際に、どのようにその地域の中で災害や有事に向き合っていくことができるか――防災や備えの観点だけではなく、多様な人が暮らす地域でどのように、互いを思いやり、配慮しあって、課題に向き合うことができるのか、共同性への検討を深め、私たちが生きる社会のありようを再考すること」を目指して議論を進めてきました。
東洋大学白山キャンパスがある文京区に根差して、どのような実践や検討ができるか検討し、42名の受講者が各自の関心に基づいて5つの企画を起ち上げ、その成果を形にしていくことに取り組みました。たとえば、地域のことを楽しみながら知るためのすごろくの開発や、具体的な実践の仕方の提案、共に課題に対峙していく経験を通じての考察など、内容は多岐にわたります。各取り組みの成果は、「災害・有事への対応シミュレーションら考える共同性の検討」というタイトルでウェブサイト上で公開していますので、よろしければぜひご笑覧ください。
(https://sites.google.com/view/eveshaka?usp=sharing)
同企画は、2024年度の白山祭で中間報告会と位置付けて地域の皆様からいただいたフィードバックを反映させるかたちで発展させています。この場を借りて、ご助言やご指摘を寄せてくださった皆様に心より感謝申し上げます。