組織・研究者

センター長

根岸 良太

教授

理工学部電気電子情報工学科/
大学院理工学研究科

センター長挨拶

東洋大学バイオ・ナノエレクトロニクス研究センター(BN研究センター)は、「バイオサイエンスとナノテクノロジーの融合研究」の推進を目的として1996年に創設されました。以来「文部科学省私立大学高度化推進事業ハイテク・リサーチ・センター整備事業補助金」の支援や、2003年度には「文部科学省21世紀COEプログラム(学際・複合・新領域)」に採択され、スーパークリーンルームや各種電子顕微鏡等の施設・バイオ関連装置等を設備して参りました。2012年度では「文部科学省の地域イノベーション戦略支援プログラム」に採択されたことで、首都圏西部地域の更なる産業活性化に向けた中核となる研究機関へと発展し、大学内部・学外・公的研究機関・民間企業ユーザーの教育・技術支援を推進して参りました。

 この間、新潟県中越震災・熊本震災・東日本大震災や原発事故・新型コロナウイルスの世界的感染拡大など、絶えず自然の前に人間は無力であることを知らされます。科学技術の歴史では、これらの脅威に立ち向かい文明繁栄を目指し、自然界を不自然なまでに操る試みが幾度となく行われてきたと言っても過言ではありません。その結果、地球温暖化や自然環境汚染・生態系の破壊など、生命を支えてきてくれた自然界は今大きな悲鳴を上げているかに思えます。
 2015年に国連加盟国すべてで採択されたSDGsは、持続可能な開発を実現するための自然界・生命との共存・共栄を目指すものです。これは、センター創設時にはなかった全人類規模の大きな目標です。そのため、科学技術の発展の在り方そのものが問われる新しい時代を迎えつつあると言えます。「新しい科学技術発展の在り方」の探求は、すべての事物の原理を定める哲学そのものでもあります。これは、本学の建学の精神である「諸学の基礎は哲学にあり」・「独立自活」・「智徳兼全」に通ずるものです。

 BN研究センターは、バイオサイエンス・ナノテクノロジーを基盤技術として、このような「新しい科学技術発展の在り方」を探求し、その解決に向けて果敢に挑戦し、人類が自然界の一部であり、あらゆる生命・自然との共存・共栄を目指した科学技術の発展・愛のある人材育成を目指します。

センター長

(五十音順)

イム ウンス

教授

理工学部建築学科/
大学院理工学研究科

片野 諭

教授

理工学部応用化学科/
大学院理工学研究科

橋本 真幸

准教授

理工学部電気電子情報工学科/
大学院理工学研究科

長谷川 輝明

教授

生命科学部生物資源学科/
大学院生命科学研究科

センター研究員

(五十音順)

安藤 直子

教授

理工学部応用化学科/
大学院理工学研究科

井坂 和一

教授

理工学部応用化学科/
大学院理工学研究科

伊藤 政博

教授

生命科学部生物資源学科/
大学院生命科学研究科

カールソン レベッカ

准教授

総合情報学部総合情報学科/大学院総合情報学研究科

加藤 和則

教授

健康スポーツ科学部栄養科学科/大学院健康スポーツ科学研究科

草間 裕介

准教授

理工学部電気電子情報工学科/
大学院理工学研究科

反町 篤行

教授

理工学部応用化学科/
大学院理工学研究科

高岩 裕也

准教授

理工学部建築学科/
大学院理工学研究科

竹井 弘之

教授

生命科学部生命科学科/
大学院生命科学研究科

道久 則之

教授

生命科学部生物資源学科/
大学院生命科学研究科

花尻 達郎

教授

理工学部電気電子情報工学科/大学院理工学研究科

藤澤 誠

准教授

食環境科学部健康栄養学科/大学院食環境科学研究科

藤野 竜也

教授

理工学部応用化学科/
大学院理工学研究科

本橋 健次

教授

生命科学部生体医工学科/
大学院生命科学研究科

森本 久雄

教授

理工学部機械工学科/
大学院理工学研究科

山口 明啓

教授

理工学部電気電子情報工学科/大学院理工学研究科

ポスドク研究者

(五十音順)

黒須 俊治

クマール ヴィマル

下重 裕一

シュ ジャウェイ

水木 徹

モハメド シェイク モハメド

技術支援者

柳澤 圭一

客員研究員

(五十音順)

井上 明

 東洋大学 名誉教授

清水 範夫

 東洋大学 名誉教授

田沼 友理

 Jožef Stefan Institute, Slovenia/日本学術学会 海外特別研究員