2016年5月6日
2016年5月6日
Sir Harry Kroto(BN研究センター客員研究員、大学院学際・融合科学研究科客員教授、学校法人東洋大学元顧問(学術研究))が2016年4月30日に亡くなられました。
「Fullereneの発見」により、1996年度ノーベル化学賞を受賞され、2003年から2015年まで、学校法人東洋大学顧問(学術研究)を務められ、本学における先端科学研究(特に、ナノテクノロジー)の発展に大きく貢献されました。また、独自のウェブ教育プログラムを構築され(Vega Science, GEOSET)、教育の分野においても多大な貢献をされました。
Sir Harry Krotoは、偉大な科学者・研究者・教育者であるとともに、環境問題にも積極的に取り組むヒューマニストでした。幼児期からの科学教育の重要性を唱えられ、世界中で(川越も含めて)「子供のための科学ワークショップ」を開催されました。
略 歴
1985 Professor, University of Sussex, UK
「C60 fullerene」の論文を発表
1996 ノーベル化学賞受賞
2001 BN研究センター客員研究員
「日本学術振興会:外国人著名研究者招へい事業」採択(2001 - 2003)
2002 コープリー・メダル受賞, 英国王立協会
2003 学校法人東洋大学顧問(学術研究)
2004 Francis Eppes Professor, Florida State University, USA
東洋大学名誉博士号
2007 大学院学際・融合科学研究科客員教授
2000年3月
University of Sussexにて
2004年9月
2015年3月Florida State Universityにて
先端科学セミナー
2008年11月
川越キャンパス
先端科学セミナー
2013年11月
バイオ・ナノエレクトロニクス研究センター Annex:Beta