2015年7月16日
2015年7月16日
前川透教授(バイオ・ナノエレクトロニクス研究センター長、大学院学際・融合研究科教授、理工学部生体医工学科教授)が、「英国王立協会」、「英国王立化学会」が主催する「フーラレン発見30周年記念特別シンポジウム(Past, Present and Future, Celebrating the 30th Anniversary of Buckminsterfullerene)」で基調講演を行いました(発表題目:Soft matter science based on fullerene and carbon nano materials)。
2015年7月15日から16日にロンドンBurlington Houseにおいて開催された今回のシンポジウムは、1996年度のノーベル化学賞に至った「C60 フーラレンの発見30周年」を記念して開催されたもので、前川教授が世界から14人の講演者の一人に選ばれたのは、東洋大学にとっても非常に名誉なことであります。13ヵ国から80名の聴衆者が参加し、最先端研究者の間で「先端教育研究に関する議論」が展開されました。
「The Speakers’ Dinner」では、「英国王立協会」、「英国王立化学会」の会長・副会長・事務局、他の講演者と、「最先端カーボンナノ構造の今後の展開」、「先端研究に対する政府の役割」、「大学教育のあり方」等について、さらに議論を深めました。
なお、「英国王立協会」は1660年に設立された、世界で最古の科学協会です。「王立協会」が1771年に設立した「Copley Medal」は世界で最も古い科学賞で(第1回ノーベル賞の170年前に設立)、BN研究センターの客員研究員および大学院学際・融合科学研究科の客員教授であるSir Harry KrotoとSir John Walkerも受賞されています。
Past, Present and Future, Celebrating the 30th Anniversary of Buckminsterfullerene(外部リンク・英語)
バイオ・ナノエレクトロニクス研究センター
http://bionano.toyo.ac.jp/JPN/indexpage.html
理工学部生体医工学科
理工学部生体医工学科(英語)