2025.10.10|FRI
2025.10.10|FRI
「第9回(2025年度第3回)BNCコロキウム」を、2025年10月10日に川越キャンパスバイオ・ナノエレクトロニクス研究センターβ棟4階及びオンラインのハイブリッド形式で開催しました。
参加者は学生を中心に55名(対面44名、オンライン11名)でした。
今回は、物理化学分野と材料分析分野から2名の博士によりご講演をいただきました。
前半は、横田泰之博士(国立研究開発法人理化学研究所専任研究員)より、「光と探針技術で迫る固液界面の世界: ~今でも難しい水の電気分解~」と題しまして、固液界面を舞台とした電気化学反応を原子分子レベルで明らかにする新しい計測法および物質創成についてご講演頂きました。水の電気分解やLiイオン電池などの身近な話題をはじめとして、電気化学やその関連分野について大変ご丁寧にお話頂きました。橫田先生が現在研究を進めていらっしゃる探針を用いた最先端の計測技術を用いると、固液界面で不均一に起こる電気化学反応をありのままに観察できることに大変驚かされました。参加者からは、「初心者でもとてもわかりやすかった」、「新しい発想を生み出す原動力となる異分野の大変興味ある講演でした」といった声が多数寄せられました。
後半は「共通機器の紹介」として、東洋大学バイオ・ナノエレクトロニクス研究センター研究技術員である坂本文孝博士より、「"XPS" "オージェ" "TOF-SIMS" 表面分析でできること、わかること」についてご講演いただきました。講演では、それぞれの計測法の原理をわかりやすくお話いただき、特に「分析手法の得意、不得意」をまとめた説明は、今後装置利用する学生や研究者にとって大変参考になりました。参加者からは、「分かりやすく勉強になりました」、「研究の上で大いに参考になりました」といった声が多数寄せられました。
それぞれの講演後の質疑応答では、探針を用いた光計測の原理や表面分析に関するたくさんの質問が学生から寄せられ、活発な議論が展開されました。アンケートにおいても、「面白かったです。」といったコメントが多く寄せられ、大変有意義なコロキウムとなりました。
コロキウムの様子
概要
開催日時: 2025年10月10日(金)15:00~16:30
場所: 東洋大学 川越キャンパス バイオ・ナノエレクトロニクス研究センターβ棟4階 多目的セミナー室
形式: 対面およびオンラインのハイブリッド開催
使用言語: 日本語
講演者: 1)横田 泰之 専任研究員(国立研究開発法人理化学研究所 Kim 表面界面科学研究室)
「光と探針技術で迫る固液界面の世界: ~今でも難しい水の電気分解~」
2) 坂本 文孝 研究技術員(東洋大学 バイオ・ナノエレクトロニクス研究センター)
【BNC 共通機器の紹介】「"XPS" "オージェ" "TOF-SIMS" 表面分析でできること、わかること」