2024.01.09|TUE
2024.01.09|TUE
「第6回バイオ・ナノエレクトロニクス研究センター主催コロキウム」を、2024年12月19日にバイオ・ナノエレクトロニクス研究センターβ棟4階多目的セミナー室及びオンラインのハイブリッド形式で開催しました。
参加者は学生を中心に51名(対面43名、オンライン8名)でした。
前半では、日本原子力研究開発機構 先端基礎研究センター研究主幹である深谷有喜博士より、「陽電子ビームを用いた二次元物質の構造決定」と題し、電子の反粒子である陽電子を用いた表面原子構造解析手法についてご講演いただきました。講演では、陽電子生成技術の体系的な歴史から、最先端の科学技術への応用に至るまで、幅広い内容をわかりやすく解説していただきました。特に、約0.1nm(1nm=0.000000001m)の精度で原子位置を決定可能な全反射陽電子回折技術には、大変感銘を受けました。
後半では、「共通機器の紹介」として、東洋大学バイオ・ナノエレクトロニクス研究センター技術支援者である柳澤圭一氏より、「電子顕微鏡の紹介」についてご講演いただきました。ご講演では、走査型電子顕微鏡(SEM)の基礎的な原理のほか、2次電子像や反射電子像、特性X線など、電子ビームの照射に伴い得られる多様な物理情報について、丁寧かつわかりやすくご説明いただきました。共通機器を活用する学生にとって、大変有益な学びの機会になりました。
このように、今回は陽電子や電子といった極めて微細なプローブを活用した分析手法を共通テーマとして、非常に有意義な講演会となりました。
共通機器紹介の当日資料(提供:柳澤圭一氏)は下記よりご覧いただけます。(ダウンロードはこちらをクリック)
今年度のコロキウムはすべて終了いたしました。
ご参加ありがとうございました。
コロキウムの様子
概要
開催日時: 2024年12月19日(木)13:00~14:30
場所: 東洋大学 バイオ・ナノエレクトロニクス研究センターβ棟 4F 多目的セミナー室
形式: 対面およびオンラインのハイブリッド開催
使用言語: 日本語
講演者: 1)深谷 有喜 氏(日本原子力研究開発機構 先端基礎研究センター 研究主幹)
「陽電子ビームを用いた二次元物質の構造決定」
【BNC共通機器の紹介】
2) 柳澤 圭一(東洋大学 バイオ・ナノエレクトロニクス研究センター 技術支援者)
「電子顕微鏡(SEM)の紹介」