活動報告

第1回 7/31(日)「科学と化学」

2022年7月31日(日)、鳥取大学湖山キャンパスにおいて、第1回のプログラムが開催されました。

今回は、鳥取大学入学センター准教授の森川修先生による「科学と科学」についての講義・実験でした。

午前は、「科学的リテラシー」という考え方を中心として、これからの社会に必要とされる資質・能力について学びました。

午後は、様々な実験を行いました。気圧や温度を様々に変化をさせて物体の様子を観察しました。

第2回 8/7(日)「身の回りの水環境」

2022年8月7日(日)、鳥取県米子市にある国立米子工業高等専門学校において、第2回のプログラムが開講されました。  

今回は、米子高専の藤井貴敏先生による「身の回りの水環境」についての講義・実験でした。

午前は、私たちの身近にある「水」について、水とは何なのか、その特徴や人体との関わり、世界の水状況について学びました。

午後は、米子高専にある池や雨水、水たまりから水を採取し、化学的酸素要求量(COD)など、いくつかの指標を用いて水の状態を評価しました。

第3回 8/21(日)「自然エネルギーの基礎とその利用」

2022年8月21日(日)、鳥取大学湖山キャンパスにおいて、第3回のプログラムが開催されました。

今回は、鳥取大学農学部准教授の田川公太朗先生による「自然エネルギーの基礎とその利用」についての講義・実験でした。

午前は、自然エネルギーの基礎について、エネルギー利用と地球温暖化、自然エネルギーの利用について学習を行いました。

午後は、屋外でソーラーパネルの角度と発電量の関係を調べたり、光源とソーラーパネルの距離と発電量の関係を測定し、グラフにしたりしながら、それらの関係について考察しました。

第4回 9/4(日)「発電所見学・エネルギーのベストミックス」

2022年9月4日(日)、第4回のプログラムが開催されました。

今回は、中国電力さんのご協力により「発電所見学・エネルギーのベストミックス」というテーマでの発電所見学と講義でした。

午前は、鳥取県智頭町にある新大呂発電所の見学を行いました。建物の深い場所に発電施設があり、また、安定的に電気の供給がができるように色々と工夫がなされていることをお話しいただきました。

午後は、鳥取市内にある中電ふれあいホールに移動をして、エネルギーのベストミックスについてお話しいただきました。発電には様々な方法があり、そのそれぞれでに特徴があることや、それらをうまく組み合わせていく必要があることを学習しました。

第5回 9/25(日)「山陰の大地のつくり」

2022年9月25日(日)、山陰海岸ジオパークを舞台として第5回のプログラムが開催されました。

今回は、鳥取大学農学部講師の菅森義晃先生による「山陰の大地のつくり」についてでした。

午前・午後(の前半)は、山陰海岸ジオパークの海岸線沿いを歩きながら地層の観察を行い、地層の観察によって今ある大地がどのようにつくられてきたのかを知る手がかりとなることを学習しました。

午後(の後半)は、海に流れ着いた軽石を探しました。日本から遠く離れた場所にある火山の噴火の痕跡です。

第6回 10/16(日)「砂漠化と黄砂」

2022年10月16日(日)、鳥取大学乾燥地研究センターにおいて、第6回のプログラムが開催されました。

今回は、鳥取大学乾燥地研究センター教授の山中典和先生と、同じく、鳥取大学乾燥地研究センター教授の黒崎泰典先生による「砂漠化と黄砂」についてのお話しと実験でした。

午前は、「乾燥地」とはどういう場所のことなのかや様々な砂漠の種類、そしてSDGsについてお話しを伺ったり、乾燥地研究センターにあるミニ砂漠博物館(乾燥地学術情報展示室)やアリドドームを案内していただきました。

午後は、黄砂研究について、地球環境理解のために観測が必要不可欠であることや、乾燥地の形成について、そして黄砂について学習しました。その後、黄砂の発生に関連して、粒子の大きさの異なる数種類の土壌を使って実験を行いました。