若手化学者のための化学道場 入門の心得
壱 化学道場に入門する者は師範代に稽古をつけてもらうのみではなく、門弟
同士、さらには師範代に対し積極的に他流試合を挑み、相手の極意を掴み
とらんと意図すること。なお、稽古、他流試合は時間を問わず講演時間外
も活用すべし。
弐 目的を達成するため、少なくとも次の事項を実行しなければならない。
イ 師範代による講演、または門弟の研究発表を通し、少なくとも五つの質問
など活発な発言を行うこと。
ロ 質問にあたっては、有益、無益、的を射ているかどうかを恐れることなく
稽古を挑んで行くこと。
ハ 研究発表者は、研究の背景と研究目的、研究の方法、結果、問題点をそれ
ぞれ簡潔に述べること。単なる結果の羅列のみで時間を消費しないこと。
ニ 学問の交流のみならず、人間的交流を心がけ、友人を作るよう努力するこ
と。
ホ 入門中は道場の運営に自主的に協力すること。
目指せ、黒帯!
中国四国支部で活躍されてきた先輩方の有機合成化学に対する熱い気持ちが時代を超えて伝わればと思い、要旨集に書かれてきた「入門の心得」をHPに転載させて頂きました。