ボストンFAQ

よくあるご質問

(2023.7.19現在)

Q1: これまでにDPT(3種混合)を3回、DT(2種混合)を1回受けていますが、Tdapを接種する必要はありますか?

A1: マサチューセッツ州の法律では、DPTやDTではなく、Tdapを7歳以降で接種していない場合は、Tdapの接種が1回必要になります。

Q2: Tdapがかかりつけの病院に置いていないのですが、どうしたらいいですか?

A2: 海外渡航用のトラベルクリニックでは比較的取り扱っているところが多くあります。また、三軒茶屋付近でも取り扱いをしているクリニックがございますので、ご希望の方は保健室までお問い合わせください。

Q3: 経口生ポリオワクチン(OPV)を2回投与していますが、追加の必要はありますか?

A3: 日本では多くの方が1歳半までの間にOPVを2回投与しています。4歳以上で不活化ポリオワクチン(IPV:注射による接種)が1回必要となるため、不活化ポリオワクチン(IPV:注射による接種)を1回追加接種してください。

Q4: 混合ワクチン(MMR)を2回接種、または単独で2回接種と記載がありますが、MRを2回接種しています。これとは別に、単独で2回ずつ接種する必要はありますか。

A3: MMR(麻疹/ムンプス(おたふく)/風疹)ワクチンは、それぞれの種類が2回接種していれば問題ございません。そのため、MR(麻疹/風疹)を2回接種済みの方は、麻疹・風疹については追加接種の必要はございません。

Q5: 水ぼうそうについて、「初回接種から1~2か月後の期間に2回目接種」と記載がありますが、1回目と2回目が2か月以上期間があいていますが、追加接種は必要ですか。

A5: 日本では多くの方が1回目の後、半年~1年後に2回目を接種していますが、2回接種していれば追加接種の必要はありません。

Q6: 水ぼうそうに罹患したことがあります。接種は必要ないでしょうか。

A6: 罹患既往について、保護者の方の記載記録では証明ができません。医師による罹患証明(罹患した際に受診した病院または診療所などで記載)が必要になります。または、抗体価検査で陽性である場合も可能ですが、抗体価検査で陰性であった場合、検査のための採血と追加のワクチン注射で2回侵襲がかかることとなりますので、お嬢様の状態に合わせてご検討ください。

Q7: B型肝炎ワクチンについて、2回目と3回目の間が新型コロナの影響で受診を控えていたため、1年以上空いてしまいました。もう一度1回目から接種する必要はありますか。

A7: 基本的には病院の医師の指示に従っていただきますが、1年以上期間があいてしまっていても、基本的には3回接種していれば問題ありません。ただし、年々マサチューセッツ州の規定も変更となるため、状況によって変更となる可能性がございます。可能な限り、1年以内に3回目を接種するようにお願いいたします。

Q8: 小さい頃に肺炎球菌ワクチンを接種したため、髄膜炎のワクチンは打たなくてもいいですか。

A8: 肺炎球菌ワクチン(プレベナー)は肺炎球菌、Hib(ヒブ)はインフルエンザ菌b型による髄膜炎を予防するものです。日本では主な髄膜炎の原因が肺炎球菌とインフルエンザ菌b型ですが、アメリカでは異なります。マサチューセッツ州の規定では髄膜炎菌による髄膜炎を予防するワクチンの接種が必要であるため、別で髄膜炎菌結合型ワクチンの接種が必要となります。規定は毎年変更となるため、以前は必須ではございませんでしたが、現在は1回の接種が必要となります(2021年11月時点)。接種する際は、髄膜炎菌結合型ワクチン(MenACWY:商品名MenveoまたはMenactraまたはMenquadfi)がである必要があります。

Q9: 幼少期に海外で生活していたため、何が不足しているかわかりません。

A9: お手持ちの母子手帳(ある場合・海外製で可)またはコピーをご持参のうえ、保健室へご相談ください。

  ご相談方法は、来室・電話・メールのいずれでも構いません。