研究
研究
自然災害は極端気象や地殻変動など特定の自然条件下で生じる地形プロセスによって地域社会が被害を被り自然景観が荒廃する現象です.その被害や荒廃の程度は社会の対応能力やレジリエンスによっても左右されますが,環境防災研究室は主として防災教育の基礎となる災害を起こす地形プロセスと自然条件,および荒廃景観の回復プロセスの理解を深めることに焦点を当てた調査研究を進めています.そして,調査研究の成果を環境防災の教育や啓発活動において積極的に活用し,研究と教育とを一体的に進めています.
2018年北海道胆振東部地震に伴って厚真川流域で発生した斜面崩壊イベントとそのイベントにより荒廃した山地流域での侵食及び土砂移動(土砂流出モニタリング,斜面土砂移動観測,地生態調査に基づく長期的な荒廃地回復プロセスの検討)
2019年台風10号による豪雨に伴って宮城県丸森地域で発生した斜面崩壊と土石流(花崗岩山地における斜面崩壊・土砂流出(山津波)の実態及び斜面崩壊イベントの履歴分析)
ベトナム北部山地における山地防災へ向けた斜面崩壊及び土砂移動の実態とハザードマッピング(森林総合研究所における調査研究)
2016年北海道豪雨に伴って十勝川流域で発生した斜面崩壊,土石流,洪水氾濫による地形変化とその歴史的な意味(現代の気候変動との関連に関する議論)
気象シミュレーションデータベース(d4PDF)を用いた北海道南東部における最終氷期の水文地形環境の復元(北海道大学理学部稲津將教授との共同研究)
ミャンマー・シャン州インレー湖流域における土壌侵食と湖沼埋積(土砂トレーシング,河川モニタリング,土砂年代測定を組合せた土砂収支の構築)
オーストラリア・クイーンズランド州北東部グレートバリアーリーフ沿海へ注ぐバーデキン河流域における土壌侵食と土砂移動(土砂トレーシングと土砂年代測定に基づく分析.クイーンズランド州政府科学省研究所におけるプロジェクト)
2019年台風10号による豪雨に伴って宮城県丸森地域で発生した斜面崩壊と土石流(2002年林野火災跡地における崩壊多発の実態)
2025年岩手県大船渡市で発生した林野火災跡地での地形環境・地生態環境モニタリング
インド・ラジャスタン州における気候変動下での地生態及び現地社会と林野火災(インド環境森林気候変動省乾燥地森林研究所及びラジャスタン州政府森林局との共同研究.JICA円借款プロジェクトにおける日印学術連携;2026年春開始予定)
ベトナム北部山地における山地防災へ向けた斜面崩壊及び土砂移動の実態とハザードマッピング(森林総合研究所における調査研究)
2025年岩手県大船渡市で発生した林野火災跡地での地形環境・地生態環境モニタリング
インド・ラジャスタン州における気候変動下での地生態及び現地社会と林野火災(2026年春開始予定)
学校防災マニュアルの更新へ向けた学校周辺の災害ハザードの特定(宮城教育大学附属小学校との共同研究)
日本地球惑星科学連合 (JpGU)
- セッション 'Wildfire as a geoecological driver in a changing climate' (2026, M-IS15)
- セッション 'Dialogues on natural resources and environment between earth and social sciences' (2026, H-GG01)
- 国際戦略委員会
- ダイバーシティー推進委員会
- 環境災害対応委員会
東北地理学会
アメリカ地球物理学連合 (AGU)
オーストラリア・ニュージーランド地形学グループ (ANZGG)