A.キャリアサポートセンターという専門の相談窓口があります。
同センターでは、5名の特任教授など(各種公立学校長や教育委員会要職経験者)と専任の事務スタッフによる、教員採用試験のためのきめ細かいさまざまな支援が行われています。本学における就職支援は、教職につくための支援を念頭においています。
A.キャリアサポートセンターでは、模擬授業や個人面接、ピアノ実技などの個別指導、集団討論などの指導も行っています。そのほか、エントリーシートの添削、自治体別の問題集や各種テキスト、試験内容・傾向に関する情報(受験した先輩の体験談など)も多数そろえて提供しています。
A.就職先の県別データは公開していませんが、地域別データは大学案内に掲載していますのでご確認ください。
A.宮城県及び仙台市の教員採用試験には、教職大学院進学者に対して、2年間の採用猶予制度があります。この制度を利用すると、教員採用試験に合格したまま、教職大学院に進学し、2年後の修了時に教員に採用されることが可能です。
※都道府県によっては猶予制度がない場合もありますので、志望する自治体の情報をよく確認してください。
A.自治体によっては教職大学院修了者及び在学者の特別選考を行っております。また、教員採用試験に合格した学生が大学院へ進学して専修免許状を取得する場合、または教職大学院に進学する場合には、採用を2年間猶予してもらえる制度があります。これは、より幅広い知識と深い専門性を身につけてもらいたいという採用側からのメッセージでもあると考えています。
なお、採用された後の話ではありますが、校長や教頭といった管理職への登用要件にしている場合もあります。
一方で、例えば小学校の教員採用試験を受験する学生が中学校の英語の免許状を取得する場合、また特別支援学校の免許状を取得する場合などは、採用試験での加点措置が設けられています。加点措置の対象となる免許は、自治体や受験校種によって異なります。
A.教職大学院では学校現場での多様な諸課題を解決する指導力、指導法開発力、学校経営力等を備えた優秀な教員を養成しています。従来の大学院では少なかった教育現場での実践・実習の機会を多く行うことにより、教科指導力、学校経営力が着実に向上し、即戦力の教員になれます。
A.小学校や中学校の教員に就職する学生に比べると多くはありませんが、幼稚園教諭に就職する学生もいます。
ただし、公立の幼稚園教諭は募集が少なく、自治体によっては募集をしないところもあります。近年は私立の幼稚園や保育園、幼保一体型の認定こども園などが増えていますので、公立に限定せずに就職先を探すことも必要になってきます。幼稚園教諭の免許は、幼児教育コースの学生はもちろん、幼児教育コース以外の学生も取得できますので、幼児期の子どもとかかわる職に就きたい場合は取得することを検討してみてください。(保育士の資格については、「Ⅲ.教員免許状関係」ページ参照)
A.小学校や中学校の教員に就職する学生に比べると多くはありませんが、保育士として就職する学生もいます。