令和5(2023)年3月4日(土)、5日(日)開催

第20回日本教育保健学会

開催場所:東北福祉大学ステーションキャンパス(仙台市青葉区国見1丁目19番1号

年次大会長 鎌田 克信(東北福祉大学)

無事に学会を終了することが出来ました。

ありがとうございました。


早春の候,みなさまにおかれましては,ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

過日は,日本教育保健学会第20回年次大会にご参加いただき,本当にありがとうございました。

3年ぶりの対面での年次大会の開催でしたが,北から南まで,全国から東北の地にお越しいただき,感謝しております。

おかげさまで80名を超えるみなさまにご参会いただき,メインシンポジウム,一般発表(15演題・3会場),研究委員会シンポジウムと,2日間にわたって教育保健研究・実践について議論し,深め合うことができました。

ここでの議論が,より確かに子どもたちの今を捉え,成長と発達を支える教育保健研究・実践の深化につながっていくことを願っております。

ただ,大会運営にあたっては,至らぬ点が多々あったことと存じます。

何卒ご容赦賜りますようお願いいたします。

 

次期大会は,神奈川工科大学の欠ノ下郁子先生を年次大会長として開催されます。

次年度も,どうぞよろしくお願いいたします。


日本教育保健学会第20回年次大会長 鎌田克信

テーマ:子どもの声が聞こえる教育保健研究・実践

【主 旨】

東日本大震災や多発する自然災害,そして新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴う大きな社会的変化により,子どもたちの健康問題をはじめ,いじめ,自殺,不登校,虐待,貧困,性をめぐる問題等の課題が山積しています。これらの課題に対し,保健学的視座及び教育学的視座の両側面から学術的・実践的に解決の方向性を見出す契機としたいと考えています。 

【主 催】 日本教育保健学会

【共 催】 東北福祉大学

【後 援】 宮城県教育委員会、仙台市教育委員会

【年次大会長】 東北福祉大学 鎌田 克信

令和5(2023)年3月日(金)、4日(土)および5日(日)の仙台市内のホテルの宿泊料金がいつもに比べて、割高になっているようです。

予約する際には、十分にご確認等よろしくお願いします。

○学会会場で昼食を摂ることは可能ですが、食堂などはございませんので、各自でご準備等をお願いいたします。

※近くにコンビニエンスストアはございます。

開催日時/会場 等

開催日時】 令和5(2023)年3月4日(土)12:30〜17:00、5日(日)9:30〜15:10

※新型コロウイルス感染症の感染状況次第では、オンライン開催へ切り替える可能性がございます。

【会 場】 東北福祉大学ステーションキャンパス

(会場へのアクセスはこちらから

会場には、駐車場がございません。公共交通機関(仙山線、仙台市交通局バス)をご利用下さい。

【参  加  費】 会員・当日会員5、000円 教職員等3、000円 大学院生2、000円 学生1、000円

参加費ですが、当日の支払いにてお願いいたします。

学会当日に参加費を納入予定の方におかれましては、できる限りお釣りの無いようご準備いただけますようご協力よろしくお願いいたします。受付での作業がスムーズに進みますので、大変助かります(2023年3月2日更新)

【参加申込】 申込は、こちらからお願いいたします(Google form)。ご不明な点がございましたら、事務局(下記)までご連絡ください。

日程 (更新日 2023/02/13)

第1日目 3月4日(土)

12:00~ 受付

12:30~ 開会 理事長挨拶 年次大会長挨拶

12:45〜 メインシンポジウム

                   テーマ

                    研究・実践で子どもの声が聞こえるとき

                   コーディネーター

                    鎌田克信(東北福祉大学)、伊藤常久(東北生活文化大学)

                   シンポジスト

                    高橋芳子(公立小学校養護教諭)、新谷ますみ(弘前大学)、

                    村口喜代(婦人科医師)

 14:50〜 総会

 15:30~ 教育講演 数見隆生(宮城教育大学名誉教授)

                                  教育保健学研究の課題とあり方を改めて問う

                                  ~子どもの教育現実・保健現実と向き合う実践研究の確立に向けて~ 

17:00 1日目終了

(会場の都合により「17:15」の完全撤収にご協力ください。)


第2日目 3月5日(日)

9:00~   受付

9:30~   一般発表(発表15分 質疑応答15分)

○A会場 座長:鹿野 晶子(日本体育大学)

A-1 養護教諭の実践に根ざした養護教諭実践理論の構築に向けて(第1報)実践記録の分析批評から理論生成へ 〇藤田和也(「養護教諭の教育実践理論の構築」研究会)他

A-2 養護教諭の実践に根差した養護教諭実践理論の構築に向けて(第1報)その1:「保健室実践」の理念と方法―保健室における「相談支援」実践の考え方とあり方について―  〇富山 芙美子(元帝京短期大学)他

A-3 養護教諭の実践に根ざした養護教諭実践理論の構築に向けて(第1報)その2:「健康教育実践」の理念と方法 ─「健康・からだ・生活づくり」を意図した健康教育実践のあり方─ 〇竹内 理恵(徳島文理大学)他

A-4 養護教諭の実践に根ざした養護教諭実践理論の構築に向けて(第1報)その3:「保健活動の組織的取組み」の理念と方法─学校保健委員会の活動を軸にした組織的取組みの分析を通して─ 〇舟見久子(日本体育大学)他

A-5 新型コロナウイルス感染症と向き合う保健の授業づくり―養護教諭としての試みー 〇菊地香織(仙台白百合学園小学校)他

○ B会場 座長:河田 史宝(金沢大学)、白子 純子(鎌倉女子大学)

B-1 教員志望学生の性についての知識・意識の実態 〇芳賀 智江梨(東京学芸大学)他

B-2 子宮頸がんワクチン接種率から見る学習者視点に立ったがん教育のあり方  〇竹中 葵(茨城大学大学院教育学研究科)他

B-3 不登校経験者を対象とした「からだ」の授業で獲得されるからだづくりの認識:高校1年生の学習ノートを基に 〇上野 亜海(日本体育大学大学院)他

B-4 大学生と考えた「性の多様性とジェンダー平等」の授業づくり 〇上野山小百合(関西大学)

B-5 多様な性を取り扱った保健授業の実践と評価―中学2年生を対象に― 〇田中 恵子(東京学芸大学教職大学院)他

○ C会場 座長:杉崎 弘周(新潟医療福祉大学)

C-1 運動部活動における体罰防止の教育・研修内容に関する文献のレビュー 〇霜触 智紀(宇都宮共和大学)他

C-2 私立A小学校とB中学校とにおけるコロナ禍前とコロナ禍の傷害実態:保健室の来室記録を基に  〇佐藤 海音(日本体育大学大学院)他

C-3 保健体育科学生を対象にした精神疾患に対する当事者性の意識を向上させる指導の効果 〇小川 晴可(東京学芸大学教育学部)他

C-4 子ども,保護者,担任教諭におけるストレスの実態:ストレス指標に唾液中コルチゾル濃度,悩みの有無を用いて 〇笠井 茜(日本体育大学)

C-5 1人1台タブレット端末の活用が子どもの学び・健康に及ぼす影響に関する教師の実感:大阪府A小学校の担任教諭・養護教諭へのインタビューを基に 〇北村 優弥(日本体育大学大学院)他

 

12:00~13:00  休憩


13:00〜 研究委員会シンポジウム

 テーマ いま考える!子どもにとっての学校とは?

           :実態グループ、実践グループ、歴史グループの研究成果を基に

 コーディネーター 岡崎 勝博(東海大学)、野井 真吾(日本体育大学)

 シンポジスト 鹿野 晶子(日本体育大学)、下里 彩香(港区東町小学校)、鎌田 克信(東北福祉大学)


15:00〜 閉会行事 (15:10 終了予定)