理数系

学系の指導方針

 理学・数学・薬学・農学など、理数系分野への進路希望に対応するために、数学・理科の理系科目を中心としたカリキュラムのもとで学習します。また、年間を通じたさまざまな補習(放課後・土曜日・長期休業中など)を通じて学力の向上を図ります。

理数系で一緒に学ぼう!

理数系の紹介動画(5分弱)です。

ご覧ください!

理数系.mp4

学系の特徴

理科には、次の4科目があります。学習する内容は以下の通りです。
 物理基礎・物理: 力と運動、波、熱、電磁気、原子
 化学基礎・化学 : 物質の構成と変化、無機物質、有機化合物、化学平衡、高分子化合物
 生物基礎・生物 : 細胞、生殖、発生、遺伝、内部環境、植物、遺伝情報、生物の集団
 地学基礎・地学: 地球の構成と活動、大気・海洋・宇宙の構成、地球と宇宙の探求
 理科の講座には他に、演習を中心とする物理・化学・生物・地学の講座があります。
 理科棟には、物理・化学・生物・地学の学習室と実験室が全部で16室あり、主に2・3年次生の授業が行われています。 また、学習センターは、放課後や土曜日、長期休業中に自習室として使用されています。
 研究目的とした電子顕微鏡や学習室にはプロジェクターを整備しています。
 iPadやプロジェクターを活用したICT教育も充実させています。 

数学は,数学I・II・III・A・B・Cがあります。学習する内容は、以下の通りです。
 数学I:数と式,2次関数,図形と計量,データの分析
 数学II:式と証明,図形と方程式,いろいろな関数,
      微分・積分の考え
 数学III:極限,微分法・積分法
 数学A:場合の数と確率,図形の性質
 数学B:数列,統計的な推測
 数学C:平面上の曲線と複素数平面、ベクトル
 さらに,大学入試に向けて,演習を中心とする科目も講座あります。数学Ⅰ・Aは1年次生の必修科目で,ホームルームでの授業になります。その他の数学科目を選択した生徒は,数学棟の教室で授業を行います。

在校生・卒業生のことば

 伊奈学園の総合選択制は、自分の興味や進路をふまえて自分の時間割を組めるところが最大の特色です。選択授業も豊富で、特に専門科目ではその分野をより深く追求していくこができます。また、一学年におよそ800人という人数がおり、さまざまな人と交流できるところも魅力の一つだと思います。さらに学校行事は大勢の人数だからこそ大変盛り上がり、部活動では充実した活動環境のもと毎年多くの団体が全国大会に出場しています。伊奈学園は、自分から積極的に取り組むことで、勉強でも、部活動でも、友好関係でも、活躍の場を広げることができる環境なのです。


 自分の将来を考え始めるきっかけとなったのが伊奈学園最大の特色である「総合選択制」です。私は1年次で特に化学に興味を持ち、2・3年次では多彩な科目の中から化学をより深く学べる授業や理系大学の受験に役立つ授業を選びました。「自由に選べる」とはすなわち「自分で決める」ことです。時間割を自分の手で組むことで卒業後の具体的なイメージを描くことができました。充実した行事や部活動を通じ、日々にメリハリも生まれます。2,400人で競い、支え合う学園祭や体育祭は伊奈学園でしかできない経験です。設備の整った弓道部では仲間への信頼や忍耐、志を高く持つことを覚えました。伊奈学園で私だけの3年間を送り、将来へ向けて大きく成長できたと感じています。


 総合選択制である伊奈学園では、自分の進路に合わせて自由に授業選択をすることが出来ます。僕は理数系だったので、数学と理科を中心に授業を選択しました。しかし、クラスには違う学系の友達もたくさんいて、友達との会話により、多面的な視点を身につけることができました。また、伊奈学園は生徒数が多く、どのクラスも意欲的なため、学園祭・体育祭はとても盛り上がります。とくに、いなほ祭と呼ばれる伊奈学園の来場者は毎年1万人以上となります。ほかにも、IINAサイエンスや教員養成講座、全国レベルの部活動などがあり、密度の濃い充実した高校生活を送れるはずです。

近年の進学実績

<国立大学>

お茶の水大 東北大 筑波大 横浜国立大 東京大学 東京海洋大 東京工業大学 東京農工大学 北海道大 京都大

埼玉大 群馬大 宇都宮大 信州大 千葉大 富山大学 宮崎大学 首都大東京 埼玉県立大 北見工業大学

<私立大学>

慶應義塾大 早稲田大 東京理科大 学習院大 青山学院大 中央大 法政大 明治大 立教大

芝浦工業大 東京電機大 東京農業大 北里大 明治薬科大 東京医大

本校の平成24年度の取組が科学技術振興機構(JST)の広報誌(JST news)に紹介されました

その表紙を、本校の平成24年度IINAサイエンスプロジェクトの代表生徒6名が飾りました。


IINAサイエンスに関してはこちら

科学技術振興機構のホームページに掲載されていますので、そちらもご覧ください。