ゼミ概要

研究テーマ:経営情報と経営学研究(ゼミナールガイドより)

研究内容:経営戦略の立案や実行に関する意思決定は、外部環境情報や内部環境情報などの情報を抽出、分析し、制約条件を考慮した上で実施される。その中で、本ゼミでは外部環境情報や内部環境情報にはどのようなものがあり、それが現有の企業でどのように扱われ、もしくは役立てられているのかを、経営学で学ぶ経営理論と照らし合わせながら学んでいく。

前期では、同時に二つのことを進める。一つ目は、学生に教科書や参考書を与え、その中の経営理論がどのように実企業で応用されているのか、そしてその企業の意思決定に利用されたであろう経営情報とは何かを学生自らが調査、分析し、プレゼンテーションしてもらう。二つ目は、経営分析とそこから問題点抽出,改善案の提案という論理的プロセスを学ばせるために、一つの企業を選択し、分析・考察、発表する。

後期も二つのことを進める。一つ目は、就職活動を意識した業界分析である。前期で学んだことを参考に、興味のある業界をチームで選び、問題解決の視点で分析、発表する。二つ目は、PCを使ったデータ分析演習である。ノートパソコンを持ち込み、スーパーマーケやオープンデータをビジュアルに分析、考察、発表することを学ぶ。

その他、ディベート大会や学生論文発表会などに参加する予定。

ゼミの目標:問題解決能力,プレゼンテーション能力,分析能力の向上を最大の目的としている.

与えるテーマ,課題,卒論に関しては,問題解決能力向上のために,自分たちで問題設定し

改善案,代替案の提案を行わせる。対象は一つの企業や業界を考えている.

問題解決プロセスでまとめた内容を,プレゼンテーションよりパワーポイントを利用して

発表してもらう.そこから,発表の心得や質疑応答能力など多くのことが身につけさせる.

分析能力向上のために,毎夏に2泊3日のゼミ合宿を行い,そこで企業データを

分析し,ゼミ生自ら対象企業の経営戦略を提案する,ということを発表・討論する.

そこから,企業及び経営情報の抽出の重要性とそれを分析し,提案する能力が

身につく.

ゼミの要望(ゼミルールでもあります。)

・遅刻・無断欠席しないこと。

・ON・OFFができること。

・積極的にゼミに参加できること。

・ゼミ生同士コミュニケーションが取れること。

2018年度の計画例