研究内容

八畑研究室では、節足動物を主に用いた比較形態学・分類学・系統地理学的研究からその多様性の把握、進化的変遷の包括的な理解を目指しています。

研究テーマ

比較形態学的研究

—形態の比較を通じて、進化の歴史を解き明かす—

節足動物における卵巣構造・卵形成過程の解明*(関口、千頭、梅谷、宮地、八畑)

節足動物における自切構造の解明*(岡田、細田、栗林、納谷、高谷、飯尾、木村、高原、松井)

Triops 属カブトエビにおける受精方法の解明*(三本)

分類学的研究

—種の記録・記載を通じて、種多様性の把握を目指す—

日本産ハエトリグモ類の種多様性*(須黒)

日本産顎口動物相の解明*(柴田)

系統地理学的研究

—種の地理的変異・遺伝的多様性を通じて、種の辿ってきた歴史に迫る—

日本産 Scolopocryptops 属アカムカデの地理的変異*(時安)

Tylos 属等脚類の種多様性・遺伝的多様性と日本形成史との関連*(新倉)

沖縄本島におけるホルストアマビコヤスデ Riukiaria holstii の地理的変異*(島根、西村、吉田、阿部、青木)