Word/Excel 摩訶不思議
WordとExcelは不思議なことだらけ。マニュアルには、あまり載っていないWord Excel の摩訶不思議。Office2010での結果です。皆さんも試してみてください。
【Word編】(順不同)
1.=RAND()と入力し確定すると‥
=RAND(p,l)と指定することも出来ます(p:段落の数,l:各段落に表示する行の数)
2.=RAND.OLD()と入力し確定すると‥
=RAND.OLD(p,l)と指定することも出来ます(同上)
3.=LOREM()と入力し確定すると‥
=LOREM(p,l)と指定することも出来ます(同上)
4.フォントサイズは? (正解:1~1638)
5.図形の線の太さは? (正解:0~1584)
6.文字(列)を選択後、フォント名の前に@(半角)を入れ確定すると‥
(但し、フォント名の後に、(本文のフォント‥)などのつかないフォントに限る)
回転した文字を選択し[縦中横]を使うと更に回転します。
【Excel編】(順不同)
1.=RAND()と入力し確定すると‥
そうです、Excelでは =RAND() は乱数発生関数となります (0≦乱数<1)
因みに、乱数発生関数としてもう一つ =RANDBETWEEN(n,m)があります。
n,mは整数で、n~mの間の整数の乱数を発生させます。
2.フォントサイズは? (正解:1~409)
3.図形の線の太さは? (正解:0~1584)
4.Wordの6~9と同じ
5.クリップアート(WMF形式のみ)を加工する
ワードよりも簡単です。
①クリップアート(WMF形式のみ)を取り込みます。
②クリップアート上で右クリックし=>[図の編集]。
③[‥Microsoft Office 描画オブジェクトに変換しますか?]で[はい]をクリック
⑤グループ解除された状態になります。
⑥各パーツを選択し、お好みの色などに変更します。
6.エクセルで読み上げ
①準備はワードと同じです。
②[セルの読み上げ]コマンドをクイックアクセスツールバー又はリボンに設定します。
③読みあげたいセルを選択し、[セルの読み上げ]コマンドをクリックすると
読み上げが始まります。
④何故か日本語は読み上げず、英文のみです。
[123]と入力して[セルを読み上げ]ると[one,two,three]ではなく
[one hundred twenty three]と読み上げます。
7.カメラ機能
Excel2010には、「リンクされた図」として貼り付けるコマンドがあります。
[カメラ機能]は、これと同等のコマンドです。
①[カメラ]コマンドをクイックアクセスツールバー又はリボンに設定します。
②セル(またはセルの範囲)を選択し=>[カメラ]コマンドをクリックし=>
ドラッグして図を描きます。
③セルの内容が図の中に表示されます。
④図ですから移動/拡大/縮小は自由自在です。
⑤面白いのは、セルに入力されたデータだけでなく、セル上に配置した
図や図形も表示されることです。これを使うとちょっとしたお遊びが出来ます。
(Excelゲーム集の[顕微鏡]などを参照して下さい)
7.図形に図(写真)を取り込む
①[図形]選択=>[図形の塗りつぶし]=>[図]=>[挿入]
②[図]選択=>[トリミング▼]=>[図形に合わせてトリミング]=>[図形]を選択
8.記号と特殊文字は宝の山?
[記号と特殊文字]の中のフォント(Webdings,Wingdinds,2,3)には面白い文字や
記号が揃っています。ワードアートと組み合わせることにより、ちょっとしたイラスト
を作ることが出来ます。
[記号]入力=>[選択]=>[ワードアート]=>[ワードアートのスタイル]で装飾
9.オートコレクトと入力オートフォーマットを逆手にとると
8.任意の図形にセルの入力内容を表示させる(リンク貼り付け)
①任意の図形を描きます。
②図形を選択します。
③数式バーに[=](半角)を入力します。
④表示させたいセルをクリックくして選択し=>[Enter]キーで確定すれば出来上がり。
⑤セル上に配置した図や図形はリンクされません。
⑥セルやセル中のデータの書式はリンクされません。
10.クリップアート(WMF形式のみ)を加工する
クリップアートは、2014/12/1に提供サービスが打ち切られましたが、既にパソコン 内に取り込まれているものを使って加工してみましょう。
①クリップアート(WMF形式のみ)を取り込みます。
②クリップアートを[行内]に設定します(ここがPointです)。
③クリップアート上で右クリックし=>[図の編集]。
④[‥Microsoft Office 描画オブジェクトに変換しますか?]で[はい]をクリック
⑤グループ解除された状態のクリップアートが描画キャンパス中に出来ます
⑥各パーツを選択し、お好みの色などに変更します。
⑦[オブジェクトの選択]でクリップアート全体を囲み=>[グループ化]します。
この時、描画キャンパス枠を右クリックし[拡張]をクリックすると囲み易くなります。
⑧クリップアートを描画キャンパス外に取り出せば出来上がりです。
9.ダブルクリックの威力、恐るべし
①左図のフィルハンドル(①,②,③)をダブルクリックすると?
(オートフィルだけでなく計算式も‥)
②右図のセルの枠線を(④,⑤,⑥,⑦)クリックすると?
Before
After
(正解は各自自分で確認してみてください)
10.循環参照は禁じ手?
循環参照は原則[禁じ手]なのでしょうが、上手く使うと[カウンター]として使え、
いろいろと応用が出来ます。
①循環参照を許可
[ファイル]=>[オプション]=>[数式]=>[計算方法の設定]=>[反復計算を行う]に
チェックを入れ、
②カウンター用の数値を設定
[最大反復回数]と[変化の最大値]をセットします。
③セルに循環参照の計算式を設定します(例:セルA1に[=A1+1])。
④応用例は、Excelゲーム集の[ガラガラポン],[スロットマシン],[ルーレット],
[ボーリングゲーム]などを参照して下さい)
⑤下に、ガラガラポンの例を紹介します。
(玉が廻っているように見えるのは目の錯覚です)
11.ワードで読み上げ
ワードの読み上げ機能を使ってみましょう。
【準備】
①Microsoft Speech Platform をダウンロードする
・Wordのビット32/64に対応したものをダウンロードする
32ビットの場合は、x86\SpeechPlatformRuntime.msi を選択
64ビットの場合は、x64\SpeechPlatformRuntime.msi を選択
②TTS 言語エンジンをダウンロードする
・日本語の場合は、MSSpeech_TTS_ja-JP_Haruka.msi を選択
③[読み上げ]コマンドをクイックアクセスツールバーまたはリボンに設定する
【実行】
読みあげたい文章を選択し、[読み上げ]コマンドをクリックすると読み上げが
始まります。
【読み上げサンプル】
「枕草子」の冒頭を読み上げてみました。耳を澄ませてお聞き下さい。
11.「関数や計算式の前には[=]を付けること」と習ったのですが‥
[+](半角)でもいいみたいですよ(而も幾つ付けても)。
(数式バーの[=]はExcelが勝手に(?)付けたものです)
12. =INFO()関数ってなに?
使わない関数の一つに=INFO()関数があります。
因みに=INFO("OSVERSION")と入力すると[Windows (32-bit) NT 6.01]と表示さ れました。64ビット版Windows7なのに‥。又Windows7はNT6.1でしたよね。
13.
12.Word2007以前のWord ARTを使う
[Alt]キーを押しながら、[i]キー => [p]キー => [w]キーを順に押します。
何と言うことでしょう。昔懐かしい「ワードアート ギャラリー」が表示されました。
勿論そのまま使えます。
13.Word ARTは文字専用だと思っていませんか?
文字の代わりに、様々な記号を使ったり、記号の組合せを複数行作成する
ことにより、ユニークな形状の模様を作成することが出来ます。
~Windows 関連~
1.Windows Upadateは、原則毎月第2火曜日(米国時間)に行われるようです。
2.劇的(?)にディスクの空き容量を増やす
[ディスクのクリーンアップ]=>[システムファイルのクリーンアップ]=>[詳細オプション]タブ=>[システムの復元とシャドウコピー]の[クリーンアップ]ボタン=>
[削除]=>[OK]=>[ファイルの削除] ( 部分がPointです)
3.