御詠歌のご案内

四国番外札所『弘法大師御野宿所』、四国別格二十霊場・第八番、南予七福神・福禄寿尊

正法山 永徳寺 十夜ヶ橋大師堂

「金剛流御詠歌」についてのご案内

御詠歌とは、いわゆる和歌や韻文に日本古来の音楽の節を付けてお唱えする曲のことをいいます。金剛流では、和歌(5・7・5・7・7)のものを御詠歌、そうでない五七調や七五調の韻文のものを和讃と呼んでいます。金剛流御詠歌は、古来よりあった大和節(やまとぶし)や、中和讃節(なかわさんぶし)などの御詠歌を取り入れ、なおかつ基本的な楽理(曲調や音階)を編纂(へんさん)して、そこに更に基本原理といって、真言宗の曼荼羅を教義として定義付けられ、流祖・曽我部俊雄和尚によって大成されました。 金剛流御詠歌の特徴は、陽旋調といって、西洋音楽でいうと長調(明るい曲調)の曲が多いことと、旋律の優雅さ、歌謡法(いわゆる声のテクニックですね)のこまやかさで、現在いくつもあるいろいろな御詠歌の流派の基となる流派といわれています。

十夜ヶ橋永徳寺支部

金剛流御詠歌講 十夜ヶ橋永徳寺支部では、御先祖供養のため、そして仏教の教え・弘法大師の教えを知り、今を生きる私たちがこの世で生きる意味を考える場として、明るく・楽しく・ありがたくをもっとうに、現在40才代から70才代までの20名程で活動をしております。また、新規講員を募集致しております。 年齢・性別は問いません。また、講習日は月三回で、会費は月々1.000円です。始める方は皆、初心者ですので、初心者講習も行います。