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■得意とするカメラワーク

1)レヴェランスの時の上半身サイズにズームイン。

まず、海外のバレエ・ビデオで同じカメラワークを確認しております。 レヴェランスの時の上半身と言っても、実際はレヴェランス直前が正しいです。 つまり、ヴァリエーションが終わり決めポーズをし、一拍たったあとに上半身サイズにズームインし、そのままセンターまでフォロー撮影し、 お辞儀を開始するタイミングでズームアウトします。

2)グラン・パ・ド・ドウの中でリフトされた女性ダンサーのタイトショット。

但し、いらなければ寄りません。 当方は、海外のバレエ・ビデオで確認しており、宜しければ演技が成功しているわけですし、最高のリフトの時だけ笑顔の表情を一瞬でもお撮りしたいと思います。

3)エスメラルダのヴァリエーションで最後の決めポーズ。膝をつきタンバリンを上げますね。 そのタンバリンが画面から切れないよう注意しながらタイトショットで撮ります。

エスメラルダのヴァリエーションは、ダンサーさんの張り切り方も全然違いますね。私も大好きなヴァリエーションですし、「頑張るぞ!」 と言う気持ちになります。特に、上手奥でタンバリンにバレエシューズを当てるところは見せ場ですね。 そして、小さすぎず大きすぎずの画面サイズで撮るため特に真剣勝負になります。 回転する時、手は胸のところなので少しタイトに撮りますが、回転が終わる頃にタンバリンを持った手がまっすぐあがりますね。 その時に画面から切れないようタイミングをはかり少しズームアウト致します。上手く撮れたときは、本当に幸せな気分になります。 ダンサーさんも同じですね。

4) 舞台を回るマネージュでソロの場合はタイトフォローし、群集の前では背景も分かるルーズフォローで撮り分けております。

5) 常に意味を持たせた画面サイズで、曲や物語に合わせ強弱を付けたカメラワーク。