保護者の声

入園のきっかけは?

友人からきいて学習会に足を運ぶようになり、実際に通園するお母さんたちから園の様子を聞いて決めました。

・本や雑誌でシュタイナー教育に興味を持っていた時に、さくらが設立されることを知り、是非体感してみたいと思ったことがきっかけですが、設立準備会等で寛美先生のお人柄、芯の通った幼児教育に対する強い情熱と子ども達への接し方を目の当たりにして、是非ともさくらに入園したいと思いました。

熱意のある寛美園長先生が三年間子どもを見てくださる点、自然に囲まれている園の立地環境に感激して入園を決めました。



入園してよかったことは?

自然豊かな地域で、子どもたちが仲良くのびのびと育っていく様子が見られることです。

豊かな自然の中、全身で色々な経験をさせて頂いていることです。特にさくらでは日本の文化、四季や伝統的な行事を大切にされていて、子ども達は四季、一年のリズムをそれらの行事を通して体感し、自然の恵みや全ての事に感謝する事を自然に学んでいるのを実感しています。そんな子供達から私自身も多くの気付きを得、先生方、お母様方との出会いを始めさくらの生活で多くの事を子どもと共に一緒に学んで成長していけることです。

・先生の子どもとの接し方を拝見するたびに、自分の子育ての軌道修正をするきっかけとなっていたことです。

・素朴な遊具を使って、自分自身の想像力を働かせて遊びこむことで、集中力、発想力、展開力がつきました。これは、小学校に行っても大事な力だと感じています。

・先生がいつも毅然とした態度で子どもと接し、大きな声で怒るのではなく、子どもの話を聞いて、どうしたら良かったのかを、導いてくださることです。

・他のご家庭での子どもとの向き合いかた、生活リズムの作り方、食事食材の配慮、などなど、たくさん勉強させてもらえたこと、同じような価値観を持つすてきな保護者の方々との出会いはこれからもずっと私と家族の宝ものです。

親の負担は大変?

毎日の送迎はありますが、忙しい朝のお弁当づくりは必要ないので、大変助かっています。

・お昼ご飯は園で手作りしていただけるし、朝はタオルと連絡ノートの入った通園かばんに身一つで登園すればOK!ゆったりと朝の支度ができます。

・親のなかで役員などは設けておらず、行事等の準備については話し合いで無理なく参加できるように工夫されています。親御さんたちがみんなで思いやりを持って、助け合っています。

保護者も参加する夏祭り等の年間行事や保護者の勉強会、親子で参加する園づくりの作業(1学期に1回)がありますが、みんなで和気あいあいと楽しく参加しています。


園生活で子どものお気に入りのあそびは何?

・園庭の溝にいるイモリやタイコウチなど、自然いっぱいの篠地域ならではの珍しい生き物を探して捕まえたり、観察したりするのが大好きでした。

川遊びです!幼児にちょうどよい浅い川で、川の水の流れを楽しんだり、魚を見つけたり、プールでは体験できないことが盛りだくさんです。

・三色の絵の具で、自分で新しい色を生み出し、色そのものを体験していくにじみ絵が大好きです。

・園庭の斜面を滑ったり、竹でダイナミックに家をつくったり、草花や泥を使っておままごとをしたり…と活き活きと色々な遊びを繰り広げています。

・お料理のお手伝いです。お野菜を切ったり、お誕生日のケーキ作りで粉をふるったり、味見をしたり・・園で先生と一緒に給食づくりをお手伝いさせてもらえるのが、とてもうれしいようです。

・雨の日は雨の感触を楽しみながらのお散歩、夏は川遊び、また森では坂登りや天然の滑り台など、自然豊かな環境を全身で楽しんでいるようです。

・机、いす、ベンチ、板、布などを組み合わせて、動物園ごっこや飛行機ごっこ、お店屋さんなど。シンプルなものだからこそ、子どもたちの発想で、いろいろなものに変化していく様がすばらしいです!自然に協働作業が生まれており、人として社会で生きる上で大事な力が育っているように思います。


さくらでついたと思う力は?

・協調性、人とかかわる力です。

・自分が好きなものについて追求する力。息子は蛇や昆虫がとても好きで、それについて本や図鑑で調べて新しい発見をするのが大好きです。「蛇がすき!」と風変わりな(⁉)ことを言っても「へえ~そうなんだね」と受け入れてくださり、虫やカエルなどを嫌厭せず、一緒に生きものに触ってくださる寛美先生だからこそだなと思います。

・一言も発さずじっと座って先生の童話を聞く姿の“静”、自然のなかでのびのびと遊ぶ姿の“動”、保育ではどちらの場も大事にされ、落ち着いた子どもらしさがあります。

・「将来は昆虫や生き物の研究をする人になりたい!」と思うほどになったのもさくらで育ったからこそだと思っています。

・みんなで野菜を育てて調理し、一緒にいただく機会を体験し、偏食が大幅に改善しました。また、野菜やお米を自分たちで育て、作る喜びを知り、感謝や愛情をもって食すようになりました。

・生活の中で先生が何でも手作りして下さり(例えば梅干しを作ったり、石臼で粉を挽いたり・・・)何がどのようにして出来るのか一緒に体験させてもらっています。それらの体験で手先を沢山使う

事をさせて頂いているので、手先がとても器用になりました。

保護者参加のお月見行事で、子どもたちが輪遊戯を披露してくれたときの子どもたちの集中力は、年少さんとは思えませんでした!

・沢山ありますが、特にそうぞうりょく(想像力/創造力)だと思います。例えば遊びの中で1枚の布が洋服やおんぶ紐や川になったり、石が宝石やお金や料理の材料になったり、板や木の枝をたてかけて家を作ったり…色々なものに変身しています。大人が買い与えた用途の決まったおもちゃがなくても、子供達は想像力を働かせて自由に遊んだり、お友達と遊びを生み出しています。これからもさくらで培った豊かなそうぞうりょく(想像力/創造力)を持ち続けて人生を歩んでいって欲しいと願っています。