研究業績 / Publications
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書籍/Books
『シュッツの社会科学認識論——社会の探究が生まれるところ』（晃洋書房、2023年、単著）
『アニメの社会学——アニメファンとアニメ制作者たちの文化産業論』（ナカニシヤ出版、2020年、共著）（執筆箇所：「ファン対象の推移からみる水樹奈々ファンの多様性――商品の意味連関とアクセスポイントに着目して」）
論文/Papers
アニメソングはいかにして「子ども向け」でなくなったか——1978年から2000年までのアニメ雑誌投稿欄における論争の主題（『ポピュラー音楽研究』26, 2022年）
日常生活世界におけるラディカルな異他性——COVID-19危機の現象学的社会学（『成蹊大学一般研究報告』53(2)，2022年）
トーマス・ルックマンのプロトソシオロジー——社会科学の認識論的再帰性と現象学（『社会学史研究』43，2021年）
Relevance and cognitive style: on the double characterization of science in Alfred Schutz（Sociologia e ricerca sociale, vol. 124, 2021）
「アニソン」の経験と意味づけにおける文脈の複数性——水樹奈々ファンへのインタビュー調査から（『コンテンツ文化史研究』12，2021年）
アルフレート・シュッツの社会科学の基礎づけにおける生世界概念の導入の契機と意義——生成から世界への内属へ（『社会学評論』69(4)，2019年）
Inconsistency Between Solitary Ego and the Social World?: Becoming and Meaning in Alfred Schutz（Schutzian Research, vol. 9, 2017）
シュッツの社会科学基礎論における生の諸相——体験次元と意味次元の統一としての主観的意味（『現代社会学理論研究』11，2017年）
体験と認識のはざまで——初期草稿におけるシュッツの問題関心と意味生成（『ソシオロゴス』40，2016年）
学会報告/Presentations
価値関係とレリヴァンス——ウェーバーとシュッツの価値自由論（第95回日本社会学会大会 2022年11月12日）
物質論的現象学（materialist phenomenology）の可能性——メディアの浸透と社会学理論の変容（日本社会学理論学会第17回大会 2022年9月3日）
The Extraordinary in the Everyday Life-World: A Phenomenological Sociology of the COVID-19 Crisis（2021 Annual Conference of Korean Society for Social Theory, November 20, 2021）
予測的ポリシングに肯定的なのは誰か？ ——先端技術の受容に関する社会学的研究(1)（第94回日本社会学会大会 2021年11月14日 （山本耕平との共同報告））
Doing Social Science in the Life-World: Pre-Understanding and Production of Knowledge（Society for Phenomenology and the Human Sciences, September 23, 2021）
Beyond Positivism and Relativism: Schutz and Voegelin on Value-Relation （5th Conference of The International Alfred Schutz Circle for Phenomenology and Interpretive Social Science, June 3, 2021）
シュッツ現象学はいかなる意味で「社会学理論」なのか？ （関東社会学会研究例会 2020年12月26日）
確固たる足場を求めて——ルックマンのプロトソシオロジーの批判的検討（第15回日本社会学理論学会 2020年9月5日）
意味領域の交錯と技術——シュッツの多元的現実論の応用 （日本社会学会第92回大会 2019年10月6日）
シュッツにおける「社会科学の哲学的基礎づけ」とは何か （第58回日本社会学史学会大会 2018年6月23日）
Scope of the Sociology of Knowledge and Significance of the Phenomenological Theory of Typification: A Case of Otaku Culture in Japan （4th Conference of The International Alfred Schutz Circle for Phenomenology and Interpretive Social Science, May 5, 2018）
書評報告『それぞれのファン研究：I am a fan』 （コンテンツ文化史学会2017年度大会 2018年3月17日）
アルフレート・シュッツにおける類型性の問題（第57回日本社会学史学会大会 2017年6月24日）
Time Dimension of Socio-Cultural Reality: From the Viewpoint of Phenomenological Sociology (UT-SNU Joint Sociological Forum, November 14, 2016)
生世界をめぐる哲学的思考の移植の運動としての「現象学的社会学」（日本社会学会第89回大会 2016年10月9日）
シュッツにおける体験概念の理論的意義（第11回日本社会学理論学会大会 2016年9月4日）
Inconsistency between Solitary Ego and Social World? Simultaneity and Interpretation in Alfred Schutz（III. Conference of The International Alfred Schutz Circle for Phenomenology and Interpretive Social Science, May 7, 2016)
その他の研究業績/Others
現象学とエスノメソドロジーの現在（『現象学と社会科学』4，2021年）
アルフレート・シュッツの科学論——社会科学認識論における生と認識の問題（東京大学大学院人文社会系研究科社会文化研究専攻博士論文 2020年2月学位授与）
Time Dimension of Socio-Cultural Reality: From the Viewpoint of Phenomenological Sociology (UT-SNU Joint Sociological Forum 2016, 161-168, 2016)
A.シュッツにおける生成の社会理論——孤独な自我と社会的世界の論理的一貫性に着目して（東京大学大学院人文社会系研究科社会文化研究専攻2015年度修士論文 2015年12月提出）
外国人との接触経験の男女差（高艸賢・服部恵典）（東京大学大学院人文社会系研究科・文学部社会学研究室『地域社会における多文化共生の現状と課題——「松本市の多文化共生に関するアンケート調査」の分析』2014年度社会調査実習報告書 21-26 2015年）
声優ファンの世界——水樹奈々のファンを事例に（東京大学文学部社会学専修2013年度卒業論文 2014年1月提出）
小布施町内における小布施地区と都住地区の外国人に対する寛容度の違い——小布施町小布施地区の独自性に着目して（高艸賢・山根佑介）（東京大学大学院人文社会系研究科・文学部社会学研究室『人口減少時代の地域づくり IV——「元気な地域」を比較する』2012年度社会調査実習報告書 42-47 2013年）