自己紹介

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高艸 賢(たかくさ けん) 1991年生まれ  東京都出身

社会学を専攻しています。「社会はいかにして成り立つか」という原理論的な問題や、「社会科学とはいかなる営みである(ありうる)のか」「知るというのはそもそもいかなることなのか」という学問論的問題に関心があります。

主な研究対象は、ウィーン出身の哲学者・社会学者であるアルフレート・シュッツ(Alfred Schütz)の理論です。博士論文では、生の哲学や現象学に対するシュッツの関係を踏まえつつ、シュッツの社会科学認識論の意義を考察しました現在は、シュッツ以後の展開を整理しつつ、現象学的社会理論の意義を明確化する作業に取り組んでいます。「現象学的社会理論の現代的アップデート」を目標として、現象学とテクノロジー論の関係、現象学とメディア論の関係、社会学と現象学の関係についていろいろな角度から考えています。

また、ファンに関する文化社会学的研究も行っています。卒業論文では水樹奈々ファンの調査を行いましたが、その延長上で、ファンたちが「アニソン」というジャンルにどのような意味づけを行っているかを中心に、アニソンについての論文をいくつか書きました。現象学的社会学とファン研究との接続可能性についても考えてみたいと思っています。


◎現在の所属

千葉大学大学院 人文科学研究院 社会学講座(2022年12月〜)

◎専門分野

社会学史、社会学理論、現象学、文化社会学

◎学位

博士(社会学)(東京大学)  2020年2月取得

◎所属している学会

日本社会学会、日本社会学理論学会、日本社会学史学会、日本現象学会、日本現象学・社会科学会、日本ポピュラー音楽学会