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野村研究室のWebページへようこそ。我々は、分子から組み上がり自律的に動きつつヒトの命令を聞いてくれる物質群(オートマター”AutoMatter”と呼んでいます)を作り出すことを目指しています。人工細胞/分子ロボット/生物物理/ロボティクス/合成生物学/生体関連化学,等に関わる境界領域で、いま世界中で注目されつつあります。この奇妙な存在のプロトタイプを作成しつつ完成度を上げて、世界中で便利に使ってもらえるようになる日を夢見て研究を続けています。
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241209-13 IC3TC2024@Caparica | Portugalで野村が講演してきました。
241202 修論中間審査会でした。M2稲葉とEOMのふたり、おつかれさまでした!さあ本番に備えましょう。
241129-30 分子サイバネティクス領域会議@北九州国際会議場に参加しました。M1川邊とB4宮島がポスター発表を行いました。
241125-28 Cheminas50@仙台国際センターに参加しました。M1川邊とB4寶井がポスター発表を行いました。
241122 BIOMOD Jamboree@九工大です。国際学生分子デザインコンペティション、がんばりました、準優勝!初のタンパク質デザインおつかれさまでした。
241121 国際学会CBS2024@名古屋で野村が招待講演をさせていただきました。
241118 国際シンポジウムCRCGP-MSSP2024@片平で野村が招待講演をさせていただきました。
241111-12 「細胞を創る」研究会17.0に参加しました。M1岩田がポスターセレクションをいただいた(祝!)他、B3宮田がポスター発表、松林さんがセッション演者、野村は司会でした。盛り上がっており、2日目AMには細胞できそうな気配が漂っておりました。
241029-31 CBI学会2024に参加しました。M1靑木、M2稲葉が発表したほか、松林さんが招待講演、野村が話題提供を行いました。
240925 B4岩田の学位記授与式でした。おめでとうございます。
240916-20 分子計算に関する国際会議、DNA30@ボルチモアに、安部助教(村田研)と中島君(松林研)と髙橋君が参加し研究発表を行いました。
240912 分子ロボティクス研究会@群馬大桐生キャンパスに野村が参加して話題提供を行いました。学生さん達が元気でした。オーガナイズいただいた神谷先生ありがとうございました。
240906-07 分子サイバネB01班会議で山形大学工学部バイオ化学工学コースを訪問し、ディスカッションを行いました。学生M1川邊・B4岩田・中澤・宮島君らが参加し、研究についてアドバイスも頂きました。ガリポン研の活性の高さと施設に驚かされました。
240905 BIOMOD 2024 Japan Meeting(中間評価会)が開催されました。
240830 RichardさんのMAマイクロスピナの論文がオンラインで掲載されました。DOI: 10.1016/j.jcis.2024.08.213
240810 D1中島君(松林研)の論文がMethodXに掲載されました。DOI: 10.1016/j.mex.2024.102884
240806 「夏休み大学探検2024」で中学生5人の訪問を受けて「細胞型分子ロボットをつくろう」を行いました。ラボからは宮島君、靑木さん、住井さんにお手伝いいただきました。
240801 TESPプログラムで"Molecular Robotics II"の紹介を行いました(野村)。持参した某社のLiposomeは大勢の参加者のみなさんでお使いいただき、ほぼカラになりました。
240730-31 オープンキャンパスでした。大勢のご来場ありがとうございました。
240704 MARSS2024@TU Delftで野村が研究発表を行いました。4月に卒業した仮屋くんの論文です。
240624-28 IUPAB2024@KyotoでM1 高橋、D1中島の二人がポスター発表を行いました。野村はシンポジウム"DNA nanotechnology R&D"と、Hands-On session "DNA nanotechnology Tutorial"のオーガナイザを務めました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
240601 論文が出ました。Science Advances誌へのリンクはこちら、プレスリリースはこちら。川又さん、角五さん@京大たちとの共同研究です。Automatterシリーズの記念すべき1報目です。"...The proposed system offers a new concept of autonomously controlled materials, which we named “auto-matter"..."。出来たての17年式佐藤アメーバ型分子ロボットについて光分子クラッチを自慢していた時に「オートマじゃないの?」といただいたコメントへのアンサー仕事でもあります。
240507 野村が日本テレビ「カズレーザーと学ぶ。」に出演しXenobot/Anthrobotの解説をしました。(2024年5月7日〈火〉22時~)
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240301 みなさま卒論修論おつかれさまです,あとは卒論提出,そして卒業式を残すのみ! ...といいつつ3月13-15日の分子ロボティクス年次大会@東大駒場に参加しました(野村,松林,Richard,D2安海,M2中島,B4仮屋,B4髙橋,B3宮島,B3古澤)。
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240131 卒論修論シーズンです.寒暖凄いので腹あっためて乗り切りましょう.
さて,野村が信州大の森山徹先生たちと行っている「モノの心の研究会」で本日から,クラウドファンディングが始まりました.ボトムアップな心ってなんだ,という話に興味がある上に徳を積みたい奇特な方は是非!詳細は→https://academist-cf.com/projects/325?lang=ja →達成されました。気が引き締まります。精進します。
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240116
昨年は被引用数が過去最高になったらしくて嬉しいやらちょっと恥ずかしいやらの野村ですこんにちは.今年はオートマターも分子サイバネも最終年度なのでがんばろう.国際性物物理学会IUPAB2024@京都にて,"DNA Nanomachines R&D”というセッションとHands-On program "DNA nanomachine tutorial" を京大に移籍された川又さん達とやります.祈・千客万来.
入試勢,卒研勢,院試勢もみんな手持ちの力を出し切れますように!
231225
卒業生・清水くんの「人工多細胞分子ロボットを自動的につくるロボットシステム」が,書籍に掲載されま(https://www.gijutu.co.jp/doc/b_2230.htm)した.川又さんありがとうございました.
230417
BIOMOD is Back! 大学対抗学部学生分子デザインコンテストが,コロナ禍を乗り越えて帰ってきました.http://biomod.net/ 東北大もチームを編成中,興味のある方はご連絡いただくか,直接説明会へGO! → そして勝っちゃうんですから,凄いですね.
この春,博士号を取得した岩渕くんのインタビュー記事がChem-Stationさんに掲載されました→https://www.chem-station.com/blog/2023/04/dna.html (2文字でよく人柄を表現できたと思う)ケムステさんは若い研究者を応援してくださる化学系素敵メディアで,岩渕君が今回お世話になった佐藤先生の人工アメーバ論文についても取材いただいておりました.https://www.chem-station.com/blog/2017/04/molrobot.html
230403
新年度はじまってます.さあもっと変な(素敵な)分子システムつくるぜ.見学希望の方がちらほら見えられています,ご希望の方はご一報ください.大歓迎です.
230328
Richardさんの人工多細胞体の論文がLangmuir誌に掲載され,プレスリリースが様々なメディアに取り上げられました.多謝!
230324
皆様,卒業修了おめでとうございました.存分に楽しい人生を送りにいって下さい!
230214
修士論文発表会,そして学部生の卒業論文発表会が終わりました.皆さんおつかれさまでした!
230208
JYPE留学生のPETR君の発表会でした.おつかれさまでした!そして明日は修士(博士前期課程)の発表会.みなさんがんばりましょう.
230125
いまアツいのは修士論文,そして学部生の卒論です.みなさん雪に負けずにがんばりましょう.
D3岩渕君の論文がChemBioChem誌に通って,D論審査会まで無事,終了しました.あとちょっと.
みんなで書いてた本"Molecular Robotics"が出版されました(野村は3章のとりまとめ).大勢に読まれますように.
卒業生の佐藤佑介博士が,九州工業大学の准教授に就任されました.益々のご活躍を!
吉田君が第6回分子ロボティクス年次大会で学生プレゼンテーション賞を受賞しました.おめでとう!
220914
院試も終わり,皆さんおつかれさまでした! いくつか論文と本も出ましたね.
本の章をとりまとめ:Shin-ichiro, M. Nomura. "Systemization Technology for Molecular Robots." Molecular Robotics: An Introduction (2022): 59.
懐かしいBIOMODのUSG論文:Kawamata, I., Nomura, S. I. M., & Murata, S. (2022). Autonomous and Programmable Strand Generator Implemented as DNA and Enzymatic Chemical Reaction Cascade. New Generation Computing, 1-14.
分子サイバネのポジションペーパー:"Molecular Cybernetics: Challenges toward Cellular Chemical Artificial Intelligence", https://doi.org/10.1002/adfm.202201866
東工大の滝ノ上先生との共同研究の成果が投稿中:Udono, H., Shin-ichiro, M. N., & Takinoue, M. (2022). Photoinduced gel–liquid transition of DNA fluid generates remote-controlled nonequilibrium microflow.
です.出力出力...
220401
松林英明助教が着任されました.といっても所属は学際研ですので,独立ポジションです.といっても仲良くおもろい研究をやっていきたい所存です.
それと,人工多細胞体の論文が採択されました.エイプリルフールじゃない筈です.
220325
修了生を見送りました.ヒカリさん,渡部くん,澤田くん,松本くん,Jinさん,みんな元気で!(安海君,ももちろん元気に引き続きがんばろう).
220302
川又先生のUSG論文が公開されました.
220219
安海君,松本君の修論発表,吉田君の卒論発表まで無事,終わりました.おつかれさまでした!あと卒論提出が残ってるか.
相変わらずのコロナ禍ですが,無事やり切りましょう!
D2岩渕君,今年度修了した深見君,東北大学際研の佐藤先生との研究についてのトピックス記事が生物物理誌にアクセプトされました.詳細は後ほど.
川又先生たちとの仕事,逐次DNA出力回路(通称USG...関係者は感涙)がアクセプトされました.こちらも詳細は後ほど.
211218
PACIFICHEMで野村が2件の話題提供を行いました.
Automatter prototype: toward creating programmable artificial and autonomous molecular system, Development of molecular information transmitting devices for chemical AI
211125
第59回・生物物理学会年会 2021でメンバーが発表しました.
[3-10-1442] Thermo-responsive deformable liposomes, towards micron scale bio-hybrid robotics
〇Archer Richard James1、村田 智1、野村 慎一郎1 (1.東北大学大学院工学研究科ロボティクス専攻)
[2-05-1439] 分子ネットワークのボトムアップ構築のためのRNP分子集合体の設計と制御技術の研究
〇安海 一優1、大野 博久2、齊藤 博英2 、野村 M. 慎一郎1(1.東北大・院工ロボティクス、2.京都大・iPS細胞研究所)
[3-07-1354] 微小管群ロボット操作のための人工DNAフェロモンの開発
〇松本 大輝1、西山 晃平2、川又 生吹1,4、村田 智1、角五 彰2,3、野村 M. 慎一郎1 (1.東北大学大学院・工学研究科・ロボティクス専攻、2.北海道大学大学院・総合化学院、3.北海道大学大学院・理学研究院・化学部門、4.お茶の水女子大学・基幹研究院・自然科学系)
[1-16-1354] DNAコンピューティングを用いた分子ロボットの自動制御
〇西山 晃平1、松本 大輝2、ケヤ ジャナット ジャキア3、川又 生吹2、野村 M. 慎一郎2、角五 彰1,3 (1.北大院・総化、2.東北大院・工、3.北大院・理)
211106-07
第5回分子ロボティクス年次大会でM2松本君・D2岩渕君が若手講演賞を受賞しました.おめでとうございます.
211029 Webサイト更新中です(Googleさんに削除されていたのに気付かず慌ててますのでまだいろいろおかしいところが残っていますすみません).
Copyright: Sho Aradachi
野村研究室のWEBページへようこそ.生きるマシンを創ろう.
我々の研究室は,東北大学大学院工学研究科・ロボティクス専攻・ナノシステム講座・分子ロボティクス分野に所属しています.
当研究室では,広義のバイオ材料を用いて自律的に働く人工細胞(超分子ロボット)をつくり,社会に提供することを目標にしています.その過程で多くの面白い発見をし,また(野村よりも)優れた人を世に送り出す事を使命としています.さあ果たしていこう.
前口上(のようなもの):
合成分子で分子機械を作製し,それらを制御するシステムを組み上げて,分子ロボットを合成する.その精緻化を極めれば細胞にもゆきつくであろう,その先には完全合成人工細胞ができて,現存の生命と共存し人類未踏の世界を開拓する…という愉快なおとぎばなしは,いまや虫食いのように現実に荒らされはじめている.その先を提示するのはSF作家に期待するとして,
さて,ぼくらは今,自分たちに何を期待しよう?
大学の研究室でできることの何に期待しよう?歴史に磨かれた知見と技術が,学生の情熱を後押しして,これまでの世になかった「何か」を生み出す,そんな瞬間に立ち会えるかもしれない.ぜひ立ち会おう.立ち会わずにいられましょうか(ですし,SF作家さんに未来のフラグを立てられていないところを狙うのも醍醐味じゃあないでしょうかね).
※学部学生は村田・川又/野村研究室として一体で指導を行っています.学部三年生(B3)から研究室配属になります.B3は,他学部の学生も一緒になって,国際学生分子デザインコンテストBIOMODに毎年参戦しています(2011年の創設以来,ずっと).金賞→世界1位→3位→3位→1位→2位→2位→1位ときて2019年は総合3位でした.2020年からはCOVID-19禍の中BIOMOD JAPAN OPENを大学の垣根とっぱらってオンラインで開催.今年から,大学対抗戦が復活です!近隣の学部学生でチャレンジしたい方は,理系文系分野問わずご連絡ください.応援もぜひよろしくおねがいいたします.
【大学院生を募集しています】
人工細胞や分子ロボット,さらにその斜め上位概念に興味のある方,いっしょに研究しましょう!下から目線で世界を変えてやろうぜ...大学院入試(日程,過去問等)については,機械系,工学部のWebページをご覧ください.
進行中の研究プロジェクト:
科研費 基盤研究(S)「プログラム可能な動的微粒子群「オートマター」の創成と展開」(代表)20H05701
科研費 学術変革領域研究(A)「分子サイバネティクス」計画班B01「ミニマル人工脳のための情報伝達分子デバイスの開発」(代表)20H05970
科研費 基盤研究(A)
「ディジタルー分子情報変換によるマクロファージ型分子ロボットの構築と制御」代表:瀧ノ上 正浩先生(分担)20H00619
修了しましたプロジェクト:
AMED-CREST
「メカノバイオロジー機構の解明による革新的医療機器及び医療技術の創出」プロジェクトの
「細胞質から核に至る力覚機構の解明と新技術開発から医学展開を目指す基礎研究 」代表:小椋利彦先生
(分担)「新規力刺激-評価実験系の構築」20gm0810001h0106
科研費 挑戦的研究(萌芽)
「マイクロロボットの3Dプリントのための自己組織型「人工筋肉」インクの開発」代表:平塚祐一先生(分担)17K18852
科研費 基盤研究(B)
「人工分子デバイス援用による新世代人工細胞」(代表)15H02774
科研費 新学術領域「感覚と知能を備えた分子ロボットの創成」
「アメーバ型分子ロボット実現のための要素技術開発とその統合」代表:小長谷明彦先生
(分担)24104004