「わが心の名機、ナショナル・マック・・・」 (2015.4.1)
14歳の春、欲しくて、欲しくてたまらないラジオ付きカセットテープレコーダー(ラジカセと簡単に記入をしたくない)「ナショナル・マック」を英語のヒアリングの為、等々の都合のよい言葉を並べどうにかして親から買ってもらった。(今も当時も親にしてみれば4万円弱?は大きな出費に違いなかっただろう。)
この機種に大きな魅力を感じた性能にワイヤレスマイクの装備だった。
有線マイクが付属しているものは他にもあったがテレビコマーシャルで遠く?離れた所で自分の声を録音、拡声が出来る映像にもうこれしかないと思ったのである。(何を目的でそう思ったか不明)
さっそく隣の友人と自慢げになぜかお寺の境内でその機能をチェックする事に。
10メートル程離れた所から「ワイヤレスマイク(折りたたみアンテナ付き)」で自分が声を出す、本体からその声が鳴り響く?(その位に感じた)、そしてテープに録音されている。感動!
実験を試みる。
どの位の距離まで電波は届くのか?(今、考えるとなかなかな着眼点?)
一気に100メートル程離れた自宅に自転車で行き声を出しそして戻る。
全然、出ていないとの事。徐々に距離を縮めてみる。(何往復した事か)
結果、最初の10メートル程度が安定(限界と言いたくない。)距離と判明。
多少、残念な空気が流れ昭和48年、とある山間部で行われた二人の少年の牧歌的なワイヤレスマイクのチェックは終わった。
月日がかなり流れ今でも自分がワイヤレスマイクに強い疑念を抱くのはあの時の綿密?なチェック作業から起因していると自己分析している。
(ナショナル マック 参考URL)
http://plaza.harmonix.ne.jp/~ita/1123/matsushita.htm
(自分はRQ545を所有していたはず?)