紅白歌合戦と泉谷しげる (2014.1.1)
この文面は2013年12月30日に記入している。
この日のスポーツ新聞に紅白のリハーサルでドラマーのミスに切れた泉谷しげるの記事が載っていた。
年末の芸能欄は紅白のネタが多く異色の初出場である泉谷がピックアップされたのだろうが散々、ミスしたと書かれたドラマーの心中は・・・?
さて、カミングアウト的な文面になるが自分はその泉谷しげるのファンである。
10代頃から吉田拓郎でもなく、井上陽水でもなく、フォークシンガーでもなく、彼こそが日本を代表するロッカーだと思い込み、心酔していた。
コンサートに10人、20人しかいなくても「泉谷を認めている人間はせいぜいこの位だろう、これでいいのだ!」と納得し足を運ぶカルト的なファンだった。
(冒頭の記事の様に産業会館のコンサートではミスをしたギタリストをグーパンチで殴っていた。)
高校の時、友人から借りたエレックレコード「泉谷しげる登場」というライヴ盤を聞いて彼の世界を体験した。「白雪姫の毒リンゴ」「人生をこえて」等々、多感?な頃でもあった自分はその詞とギター1本でかき鳴らすサウンド?にそのまま引きずり込まれた。
あれから40年程経ち今ではCD購入などはしてはいないが自分が20代の頃、世に出たアルバム「80のバラッド」「吠えるバラッド」は知る人ぞ知る?日本のロックの名盤だと言い切れる。
朝の芸能記事で思い込み文面になってしまったがバラエティー、コマーシャル、役者(自分では彼は優れたアクターだと思う)でテレビに出ている今の泉谷しげるを見ていると否定はしないが不思議な時の流れを感じるのもファン気質というものだろうか・・・?
紅白での泉谷の楽曲は「春夏秋冬」でなく「翼なき野郎ども」だろうと思いながらテレビを見ている自分が想像される。
http://www.youtube.com/watch?v=mju1wG6A4xE
(翼なき野郎ども / 泉谷しげる with LOSER チャボがキースに似ていてカッコいい!)