怖い音楽 (2013.1.30)
随分、怠けてしまった。
本当に怠けてしまった投稿・・・、言い訳はするまい。
それでは気を取り直して?今回は自分が小学生時代の怖い音楽の話。
その頃の秋田市の有楽町は映画館が立ち並び賑わいを見せていた。
田舎の小僧であった自分は夏休み、春休みなどに上映される怪獣映画を見に行ける事が至福の喜びであった。
両親が共稼ぎだったので祖母と一緒にバスに乗っての映画鑑賞である。
同じ日に秋田でテレビ放送されてない「ウルトラマン」を見て(アドレナリン爆発状態)、そして日活の「大巨獣ガッパ」(山本陽子が新人でビキニスタイルが素敵でした。)をハシゴして・・・。
きっと祖母は苦痛であった事だろう。
少年時代からの怪獣映画ファンは今でも続いており、そして息子が継承しているのだが、物語が子供にとってあまりにも恐怖感がありトラウマ気味になった作品がある。
それは昭和41年の夏休みに公開された「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」である。内容は・・・
で確認してもらうとしてとにかく大人の鑑賞にも対応している為、とにかく怖かった。
敵役の海に棲むフランケンシュタインの怪獣ガイラが上陸して人間を食するという設定になっていた。
そのシーンが生々しく恐怖に震え、そして、海に行くとガイラを出て来る様に思えて小学生の頃は海水浴に絶対行けなかった。
後で調べるとやはり自分だけでなく同世代の方々も同じトラウマがあったみたいだ。
今になって改めて怖いなと思いながらも冷静にDVDを視聴するとその恐怖心をあおっていたのは伊副部 昭氏によるサウンドトラックだろうと思う。
「映画でも芝居でも総合芸術に音楽は欠かせない」と若い頃、先輩に教えられたものだが、その言葉にまさに子供の時に見たこの映画を思い出すのであった。
50代になってもそれを聞くと恐怖心が蘇るそのサウンドをお聞きあれ・・・。
(サウンドトラック メインテーマ?)